米倉涼子:「ハリウッド進出?」に苦笑い 20代のオーディションの思い出も

映画「ラ・ラ・ランド」のジャパンプレミアに登場した米倉涼子さん
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映画「ラ・ラ・ランド」のジャパンプレミアに登場した米倉涼子さん

 女優の米倉涼子さんが26日、東京都内で行われた映画「ラ・ラ・ランド」(デイミアン・チャゼル監督、2月24日公開)のジャパンプレミアに登場。日本人ゲストの米倉さんは、同作で主演を務めるライアン・ゴズリングさんとチャゼル監督とトークを展開。7月から米ブロードウェーのアンバサダー劇場で上演されるミュージカル「CHICAGO(シカゴ)」に主演することが決まっている米倉さんは、MCから「ブロードウェーからハリウッドへの進出は?」とあおられると、しばし沈黙したのち、「……はい」と苦笑い。ゴズリングさんからは拍手が送られたが、多くを語ることはなく、ほほ笑みを浮かべたままだった。

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 トークでは、ヒロインがオーディションに落ち続ける内容にちなんで、米倉さんの昔のオーディション秘話も披露。「20代前後のとき雑誌のモデルをやっていたけれど、そのときはオーディションに行って、5、6回に1回受かったらいいかなーぐらいの感じでしたね」と当時を振り返った。

 ジャパンプレミアでは、ゴズリングさんとチャゼル監督は会場の客席の間をゆったりと歩いて登場。集まったファンにサインや写真撮影などのサービスを行った。同作は24日(現地時間)、米国の映画賞「第89回アカデミー賞」で13部門14ノミネートと、最多ノミネートされたことが発表されており、チャゼル監督は「まだショック(衝撃)から抜け切れていないけれど、本当にうれしいと思っています」と喜びを表現。ゴズリングさんも「公開されたあと、非常にいい反応を受けている、それが十分幸せでした。(最多)ノミネートはとっても驚いています」と心境を明かした。

 「ラ・ラ・ランド」はゴズリングさんとエマ・ストーンさんが主演のミュージカル映画。アカデミー賞の前哨戦といわれる「第74回ゴールデン・グローブ賞」のコメディー/ミュージカル部門の作品賞、主演男優賞、主演女優賞などの最多7部門を受賞しているほか、「第89回アカデミー賞」のノミネート(候補)でも作品賞、監督賞、脚本賞、主演男優賞、主演女優賞など13部門で14ノミネートされている。女優を目指すもオーディションで落ちてばかりいたミア(ストーンさん)はある日、場末のバーでピアノを弾くセバスチャン(ゴズリングさん)と出会い、恋に落ちる。だが、2人はセバスチャンが生活のために加入したバンドが成功したことからすれ違い始め……というストーリー。

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