水曜日のダウンタウン
名探偵津田 第3話
12月11日(水)放送分
女優の波瑠さんが主演する連続ドラマ「お母さん、娘をやめていいですか?」がNHK総合の金曜午後10時のドラマ枠「ドラマ10(テン)」で放送されている。脚本家の井上由美子さんによるオリジナルストーリーで、友達以上に仲のいい母娘の関係が、1人の男性の登場で一変し、母と娘が泥沼のバトルを繰り広げる……というサスペンスフルなホームドラマだ。波瑠さんに大切にしている言葉や、理想の女性像について聞いた。
あなたにオススメ
「豊臣兄弟!」では池松壮亮が! 大河ドラマ“秀吉俳優”史を振り返る
日ごろから座右の銘に「一視同仁(いっしどうじん)」を挙げている波瑠さん。「誰にでも分けへだてなく、平等に接する」という意味がある。
この言葉と出合ったのは高校生のころ、電子辞書での“遊び”がきっかけだ。「本を読むのが好きだった」という波瑠さんは、電子辞書で意味や読み方の分からない言葉を調べるだけでなく、時間のあるときに辞書をアイウエオ順に読んだり、ランダムに選んだ頭文字の言葉を調べたりしていたという。
波瑠さんは「一視同仁だから、(辞書の)最初の方に出てきたと思うんですけど」とおどけつつ、「意味を読んで、すごくすてきだなと思いました。今も変わらず大事にしたいなと思っています」とにっこり。
仕事でさまざまな人と関わるが「上とか下とか、この人だからこういう対応とかではなく……。生意気だと思われてしまうこともあるんですが、(どんな人にも)媚(こ)びることなく極端にせずという気持ちです」ということを心がけている。
理想とする女性像も「一視同仁を体現する女性か」と聞くと、「そうですね。なかなか難しいですけれど」と言いつつ、「それも含めて、自分らしくしているのがいいのかな。それと親切であるということは、とても大事だと思います。女性らしさをフェミニンで片付けず、人間味のあるたくましさも持って……」と続ける。
そして「女性はこうあるべきとか、こういうことが女性らしくて褒められるとか、そういう枠でくくるのが窮屈に感じるので、そういう枠がなくなればいいのにと思いますね。人間らしく……でいいんじゃないかな」と考えている。
一方、職業柄、いわゆるステレオタイプな“可愛らしい女性像”を求められることもある。「もっと可愛くと言われると、『可愛く』って明るく元気とは違うのかなと(考えて)、今でもつまずきます。ただ人によって『可愛い』『元気』という言葉に抱いている意味が違うので、そのギャップを穴埋めしながら演じています」と笑顔を見せた。
ドラマは27日に第3話「暴走」が放送される。波瑠さん演じる私立女子高の英語教師、早瀬美月が、住宅メーカーの松島太一(柳楽優弥さん)と交際を始めるが、娘が自分から離れていくことを実感した母・顕子(斉藤由貴さん)が、ある行動を起こしてしまう……という展開。少しずつ近づく美月と太一の関係や、それに比例するように“暴走”する母の姿も見どころだ。
<プロフィル>
はる。1991年6月17日生まれ。東京都出身。2006年に角田光代さんの直木賞受賞作を映像化したドラマ「対岸の彼女」(WOWOW)で女優デビュー。その後、数々のドラマや映画に出演。14年公開の「がじまる食堂の恋」(大谷健太郎監督)で映画単独初主演。15年後期のNHK連続テレビ小説「あさが来た」のヒロイン・白岡あさ役でブレークし、昨年は「ON」(フジテレビ系)で民放の連ドラに初主演したほか、「世界一難しい恋」(日本テレビ系)でヒロインを演じた。
柳楽優弥さん主演の連続ドラマ「ライオンの隠れ家」(TBS系、金曜午後10時)。12月20日放送の最終第11話のあらすじと場面写真が公開された。
俳優の岡田将生さん主演の連続ドラマ「ザ・トラベルナース」(テレビ朝日系、木曜午後9時)最終第9話が12月19日に拡大スペシャルで放送される。
俳優の柳楽優弥さん主演の連続ドラマ「ライオンの隠れ家」(TBS系、金曜午後10時)の第10話が12月13日に放送された。尾野真千子さん演じる愛生が、柚留木(岡山天音さん)を抱きし…
俳優の鈴鹿央士さんと松本穂香さんがダブル主演を務めるフジテレビ系月9ドラマ「嘘解きレトリック」(月曜午後9時)の最終話が、12月16日に放送された。加藤小夏さんが、祝探偵事務所に…
2024年12月19日 05:00時点
※TVer内の画面表示と異なる場合があります。