映画興行成績:カンバーバッチがアメコミヒーローに「ドクター・ストレンジ」が初登場首位 

映画「ドクター・ストレンジ」のメインビジュアル (C)2016MARVEL
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映画「ドクター・ストレンジ」のメインビジュアル (C)2016MARVEL

 30日に発表された28、29日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)によると、「マーベル」のアメコミヒーロー映画の第14弾でベネディクト・カンバーバッチさんが主演の「ドクター・ストレンジ」(スコット・デリクソン監督)が初登場で首位を獲得した。両手の機能を失ったことで人知を超える力を手に入れた天才外科医スティーブン・ストレンジが、闇の魔術との戦いに身を投じていく姿を描いた作品で、動員数は23万8000人で、興行収入は3億9400万円だった。

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 2位は4人組ボーカルグループ「GReeeeN」の大ヒットソング「キセキ」の誕生にまつわるエピソードを題材にした「キセキ-あの日のソビト-」(兼重淳監督)が同じく初登場でランクイン。18万2000人を動員し、興行収入は2億3300万円。3位は先週13回目の首位に返り咲いた大ヒット中の劇場版アニメ「君の名は。」(新海誠監督)が23週連続のトップ10入りを果たした。

 4~5位も初登場作品がランクイン。4位はドラマ「家政婦のミタ」「女王の教室」などで知られる人気脚本家の遊川和彦さんが初めてメガホンをとった「恋妻家宮本(こいさいかみやもと)」。動員数は8万5000人、興行収入は1億500万円。5位は佐々木蔵之介さんと人気グループ「関ジャニ∞」の横山裕さんがダブル主演を務めている「破門 ふたりのヤクビョーガミ」(小林聖太郎監督)で、8万4000人を動員し、興行収入は1億800万円だった。

 このほか10位にも黒澤明監督の「七人の侍」や同作のハリウッドリメーク版「荒野の七人」を原案にした「マグニフィセント・セブン」(アントワーン・フークア監督)が初登場でランクイン。ロングランを続ける劇場版アニメ「この世界の片隅に」は9位とトップ10内にとどまった。

 1位 ドクター・ストレンジ

 2位 キセキ-あの日のソビト-

 3位 君の名は。

 4位 恋妻家宮本

 5位 破門 ふたりのヤクビョーガミ

 6位 新宿スワン2

 7位 本能寺ホテル

 8位 沈黙-サイレンス-

 9位 この世界の片隅に

 10位 マグニフィセント・セブン

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