タレントのビートたけしさんが26日、東京都内で行われた「第26回東スポ映画大賞」の授賞式に出席し、劇場版アニメの隆盛に危機感を示した。同映画大賞の作品賞には大ヒット中の劇場版アニメ「この世界の片隅に」(片渕須直監督)が選出され、たけしさんは「勝てねーな。アニメに。(昨年は)アニメで当たったのが、結構あって、圧倒的に差をつけられてたなって。我々含めて、役者も監督もちょっと考え直さないといけない」と話した。
あなたにオススメ
「豊臣兄弟!」では池松壮亮が! 大河ドラマ“秀吉俳優”史を振り返る
さらに、たけしさんは、劇場版アニメについて「独特の映像美がある」と認めた上で、規模の大小にかかわらず実写映画で良作を生み出すため、「こういう映画を見て、何がいいのかよく理解して、どこで負けているのかってことを考えてほしい」と語っていた。
「この世界の片隅に」は、「漫画アクション」(双葉社)で連載され、2009年に「文化庁メディア芸術祭」のマンガ部門優秀賞を受賞したこうの史代さんのマンガが原作。戦時中、広島・呉に嫁いだ18歳のすずの生活が、戦争の激化によって崩れていく様子が描かれ、劇場版で女優ののんさんが主人公のすずの声を務め、話題を呼んだ。
「東京スポーツ映画大賞」は、1992年から東京スポーツ新聞社が主催する映画賞で、日本各地の映画賞主催者が選んだノミネート作品から、審査委員長であるたけしさんが最終的に選考し、独断と偏見で賞を与えるというもの。2001年から新たに「ビートたけしのエンターテインメント賞」も併設し、たけしさんがさまざまな分野から気になる人を表彰している。
俳優の米倉涼子さんが12月22日、東京都内で行われた主演映画「劇場版ドクターX FINAL」(田村直己監督)の“舞台あいさつFINAL”に登場。イベント終盤にあいさつを求められた…
花沢健吾さんのマンガが原作の映画「アンダーニンジャ」(福田雄一監督、2025年1月24日公開)の新キャストが発表された。津田健次郎さんが、謎の存在「アンダーニンジャ(UN)」の声…
木村拓哉さんが12月21日、歌舞伎町シネシティ広場(東京都新宿区)で行われた、主演映画「グランメゾン・パリ」(塚原あゆ子監督、12月30日公開)のレッドカーペットイベントに登場。…
12月20日公開の映画「【推しの子】-The Final Act-」(スミス監督)の前夜祭イベントが12月19日、東京都内で行われ、伝説のアイドル・アイを演じる齋藤飛鳥さんが登場…
ヒット中のディズニー・アニメーション・スタジオの最新作「モアナと伝説の海2」(デイブ・デリック・ジュニア監督ほか)の日本版エンドソング「ビヨンド ~越えてゆこう~」を歌うガールズ…