俳優のユースケ・サンタマリアさんが、4月9日に放送されるスペシャルドラマ「警部補・碓氷弘一 〜殺しのエチュード〜」(テレビ朝日系)に主演することが7日、明らかになった。ユースケさんは“日本一不運な刑事”碓氷弘一役で、大ヒットを記録した映画「交渉人・真下正義」以来12年ぶり、テレビドラマでは初めて刑事役で主演。
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ドラマは、作家の今野敏さんの「碓氷弘一シリーズ」を初映像化。別居中の妻子を呼び戻すため、自らの希望で多忙な捜査1課から総務部・装備課へと異動したにもかかわらず、なぜかいつも事件に巻き込まれる警部補・碓氷弘一(ユースケさん)が、キレ者だが“KY”な女性心理捜査官・藤森紗英役の相武紗季さんを相棒に“連続通り魔事件”の真相に迫る。
ユースケさんは「刑事役での主演は12年ぶりだったのですが、久々の刑事役だという思いは全然なかった」と話し、「それよりもこれまでの2時間の刑事ドラマに新しい要素を加える、という思いが制作陣にあったので、その意欲にひかれました」とコメント。
演じる碓氷についても「(今回は)紗英のプロファイリングに助けられて犯人を追いつめる。要は周囲の人間に助けられる才能がある男なんです。そんな人との交わりによる化学反応で事件を解決する、という描き方がすごく面白い」と語り、「連ドラになってほしい」と夢も語っている。
今作で刑事役に初挑戦する相武さんは「初めての刑事ドラマだったのでせりふの言い回しで難しいと感じるところがありましたが、監督や共演者の先輩方にいろいろ教えていただきました」と話し、コンビを組むユースケさんについては「とても優しく、現場でコミュニケーションをとってくださいましたので、撮影はとても楽しかったです」と振り返っている。
「警部補・碓氷弘一 〜殺しのエチュード〜」は4月9日午後9時から放送。滝藤賢一さん、三浦貴大さん、紺野まひるさん、羽場裕一さん、佐野史郎さんも出演し、映画「SP~野望編&革命編」「踊る大捜査線」シリーズなどの波多野貴文さんが監督を務める。
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