福士蒼汰:舞台あいさつで大粒の涙 監督の言葉に工藤阿須加も男泣き

映画「ちょっと今から仕事やめてくる」の初日舞台あいさつに登場した福士蒼汰さん
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映画「ちょっと今から仕事やめてくる」の初日舞台あいさつに登場した福士蒼汰さん

 俳優の福士蒼汰さんと工藤阿須加さんが27日、東京都内で行われた映画「ちょっと今から仕事やめてくる」(成島出=いずる=監督)の初日舞台あいさつに登場。成島監督から「最初、2人には(荷が重く)きついと思った。5カ月間、2人を相当追い込みました。潰れそうになりながら頑張ってくれた。この2人が俳優として一皮むけた映画になったと思う」と感謝の言葉をかけられると、2人は大粒の涙を流した。

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 福士さんは、天を仰ぎながら「ダメだ……」と流れる涙をこらえようとしながら「すごく厳しく接していただいて大変でした。やりがいがあって楽しかったから最後まで走れた。役者として育ててくれたのが成島監督。監督との出会いは僕の大きな財産になりました」と涙を手でぬぐいながら語った。

 工藤さんも、涙を流しながら「最初にお話をいただいたときに不安しかなった。自分の中でどうしていいか分からないときに、監督は父親のようにそばにいてくれた。愛を持っていろいろ教えてくれ、本当に感謝の気持ちしかない。次に監督の映画に出させてもらうことがあれば、監督を助けられる俳優になりたい」と感謝を述べた。

 映画は北川恵海(えみ)さんの小説が原作。就職した会社の厳しいノルマとパワハラで疲弊し、電車にひかれそうになった青山隆(工藤さん)は、幼なじみと名乗るヤマモト(福士さん)に助けられるが、青山にはヤマモトの記憶がない。ヤマモトとの出会いがきっかけで青山は仕事の成績を伸ばしていくが、ある日、ヤマモトが3年前に自殺していたことを知る……というストーリー。舞台あいさつには、小池栄子さん、吉田鋼太郎さんも出席した。

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