おおきく振りかぶって:人気野球マンガが舞台化 18年2月に上演

舞台「おおきく振りかぶって」のティザービジュアル(C)ひぐちアサ/講談社
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舞台「おおきく振りかぶって」のティザービジュアル(C)ひぐちアサ/講談社

 ひぐちアサさんの人気野球マンガ「おおきく振りかぶって」が舞台化されることが25日、分かった。演劇集団キャラメルボックスの成井豊さんが脚本、演出を担当し、サンシャイン劇場(東京都豊島区)で2018年2月に上演される。25日発売のマンガ誌「月刊アフタヌーン」(講談社)10月号で発表された。

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 脚本、演出を担当する成井さんは「今までさまざまな野球マンガを読んできましたが、この『おおきく振りかぶって』は全く新しいタイプだと思いました。一言で言えば、『弱者の物語』」「考えてみると、僕が今まで書いてきた脚本の多くが、やはり『弱者の物語』だった。だから、『おおきく振りかぶって』は僕の琴線に触れたのです。だから、『おおきく振りかぶって』を自分の手で舞台化したい、と思ったのです」とコメントを寄せている。

 「おおきく振りかぶって」は、卑屈だがマウンドは絶対に譲ろうとしない投手の三橋廉や、リードは抜群だが投手に不信を抱く捕手の阿部隆也ら個性的な西浦高校野球部員が、女性監督・百枝まりあの熱くユニークな指導によって成長する姿を描いている。03年から同誌で連載中で、テレビアニメも人気を集めた。コミックスは27巻まで発売されており、累計発行部数は1000万部以上。最新28巻が9月22日に発売される。

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