今週のおんな城主 直虎:第37回「武田が来たりて火を放つ」 武田軍侵攻で井伊谷に再びの危機 直虎はイチかバチかの賭けに…

NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」第37回の一場面 (C)NHK
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NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」第37回の一場面 (C)NHK

 女優の柴咲コウさん主演のNHK大河ドラマおんな城主 直虎」の第37回「武田が来たりて火を放つ」が17日に放送される(NHK総合で午後8時ほか)。井伊家再興を断念し、一農婦として生きていく道を選んだ直虎(柴咲さん)は、龍雲丸(柳楽優弥さん)から堺行きを誘われる。そんな折、甲斐の武田軍が遠江侵攻を開始。井伊谷(いいのや)の民を守るべく、直虎はイチかバチかの賭けに出る……。

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 井伊家再興を断念してから3年、直虎は龍雲丸とともに一農婦として新しい生活を送っていた。ある日、龍雲丸の元に、堺で新たな商売を始めた中村屋から誘いの便りが届くと、龍雲丸は直虎に「一緒に堺に行ってほしい」と告げる。その話を耳にした祐椿尼(財前直見さん)は、娘の幸せを願い、堺行きを悩む直虎を説得しようとする。時を同じくして武田の大軍が遠江侵攻を開始し、井伊谷は危機にさらされる。

 「おんな城主 直虎」は56作目の大河ドラマで、森下佳子さん脚本のオリジナル作品。幕末の大老・井伊直弼の先祖で、徳川家康の重臣・井伊直政の養母に当たる主人公・直虎が男の名で家督を継ぎ、今川、武田、徳川が領地を狙う中、仲間と力を合わせて国を治め、幼い世継ぎの命を守りながら生き延びていく物語。

 第36回「井伊家最後の日」では、家康(阿部サダヲさん)と氏真(尾上松也さん)の和睦成立により、いったん落ち着きを見せる井伊谷。ここで井伊家を再興すべきか、断念すべきか、思い悩む直虎(柴咲さん)は、当主として家臣や領民のため、涙ながらに大きな決断を下す……という展開だった。

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