NHK:放送総局長 次の朝ドラ「わろてんか」は「エネルギーを感じる」と期待

NHK連続テレビ小説「わろてんか」のヒロインを演じる葵わかなさん
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NHK連続テレビ小説「わろてんか」のヒロインを演じる葵わかなさん

 NHKは20日、NHK放送センター(東京都渋谷区)で放送総局長会見を開き、10月にスタートする大阪放送局制作のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「わろてんか」について、「一言で言うといかにも関西らしい。エネルギーを感じる」と感想を語り、視聴率についても「今度は“笑い”が爆発するんでしょう」と期待を寄せた。

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 また、「子役のコンビ(新井美羽さんと鈴木福さん)が非常にはつらつとやってくれている。松坂桃李さんが『なぜ、自分だけ子役じゃない?』と。これからどうなるんだろうなと期待を抱かせる。高橋一生さんも新たな魅力を見せてくれるだろうし、期待しています」とコメントした。

 松坂さんは、女優の葵わかなさんが演じるヒロイン・藤岡てんの夫・北村藤吉を演じる。2012年上半期に放送された朝ドラ「梅ちゃん先生」に続き、ヒロインの夫を演じることになる。また、高橋さんはてんの結婚相手になるはずだったが、てんが藤吉を好きだと知って、後押しをする青年実業家・伊能栞(いのう・しおり)を演じる。そのほか濱田岳さん、遠藤憲一さん、鈴木保奈美さん、竹下景子さん、千葉雄大さんらが出演する。

 「わろてんか」は吉本興業の創業者、吉本せい(1889~1950年)の生涯をモチーフにしたドラマ。京都の老舗薬種問屋に生まれたヒロイン・てんが、笑いをこよなく愛する夫の藤吉と大阪を日本一の“笑いの都”にしていく姿を描く。脚本はドラマ「美女か野獣」(フジテレビ系)などの吉田智子さん。10月2日から2018年3月31日まで全151回の放送。

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