山田孝之:ガールズバンドの“楽曲提供”申し出に苦笑い

ショートフィルム「点」の公開記念舞台あいさつに登場した山田孝之さん
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ショートフィルム「点」の公開記念舞台あいさつに登場した山田孝之さん

 俳優の山田孝之さんが25日、シネマート新宿(東京都新宿区)で行われた主演ショートフィルム「」(石川慶監督)の公開記念舞台あいさつに、主題歌を担当した2人組ガールズバンド「yonige」とともに登場。ボーカル・ギターの牛丸ありささんが、今後山田さんとやりたいことを聞かれて「山田さんに楽曲提供。山田さんに(自分の作った曲を)歌ってほしい」とラブコールすると、山田さんは「23歳の女の子が書いた歌詞を、今年34になるおっさんが歌う……」と苦笑いしながらも、「すごく気持ちを込めて歌います」と答えて、会場の笑いを誘った。

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 ショートフィルムは、メジャーデビューが決定したyonigeの2人が、山田さんにミュージックビデオへの出演を依頼したことをきっかけに、山田さんが楽曲からインスパイアされた映画を作ろうと逆に提案。デビューアルバム「girls like girls」の中から「ワンルーム」という楽曲を、映画のテーマと主題歌にして製作された。

 yonigeと山田さんの交流は、5年ほど前に牛丸さんが山田さんのSNSにメッセージを送ったことで始まったといい、牛丸さんは「一方的にファンで『売れたらいつかライブ見に来てください』と送ったら、『売れてなくてもライブ行くよ。ちゃんとかっこいいんだろうな』って感じで返事をくれて、その半年後、本当にライブに来てくれた」と振り返った。
山田さんは「いやいや、その某SNSは偽物のアカウントがやってまして……」とニヤリ。「(牛丸さんが本人だと)信じてるだろうから傷つけちゃいかん。もう俺が行くしかないじゃんと思った」と笑顔で語った。

 実際にyonigeのライブに山田さんが来たときには「『この日に行きます』ってSNSで(山田さんに)言われて、当日までマジで信じられなくて……」と牛丸さん。ベースのごっきんさんも、山田さんが来るという話に半信半疑だったというが「(ライブ会場の)受付から、本番3分前くらいに急にラインで『本当に来た』と連絡がきて、ザワッとしながらライブをしました」と振り返っていた。

 ショートフィルムは、田舎町で理容店を営む理容師の高志(山田さん)のもとに、幼なじみで高校時代の恋人・ともえ(中村ゆりさん)がやって来る……というストーリー。シネマート新宿で1週間限定公開。29日まで。

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