声優の花澤香菜さんが30日、東京都内で行われた映画「僕のワンダフル・ライフ」(ラッセ・ハルストレム監督)の公開記念舞台あいさつに登場した。映画は最愛の飼い主に会うため、50年で3回生まれ変わったゴールデンレトリバー、ベイリーの物語。吹き替え版でベイリーの飼い主・イーサンの初恋の相手ハンナの声を演じている花澤さんは「動物アレルギーなんです」と告白した。
ウナギノボリ
10年前の朝ドラ「花子とアン」 当時の吉高由里子インタビュー
「私が生まれたときに父が母にプレゼントした犬がいたんですけど、やがて(自分の)くしゃみ鼻水が止まらなくなり、おじいちゃん、おばあちゃんに預けることになって」と当時のエピソードを披露。「この職業なので、鼻が出たり、喉がイガイガすると難しいので、飼いたくても飼えない……」と残念そうに語った。
舞台あいさつには花澤さん、高木渉さん、寺崎裕香さん、梅原裕一郎さん、大塚明夫さんや、同作の“宣伝ワンバサダー”に就任しているゴールデンレトリバーのゼウスが出席。ベイリーの声を務めている高木さんは「いろいろな動物のテレビとか映画とか見ていて、やっぱり犬っていいなあと。おじいちゃん、おばあちゃんの家で触れてみたりして。世話も大変だと思うけど、犬がそばにいるだけで、なんか癒やされる」と犬への愛情を語った。
大塚さんは、今作について「全大塚明夫が泣いた。リハーサルしてぼろ泣きでしたね。本番でも泣きました。仕上がりを見ても泣きました。もういいです、というぐらい泣きました」と泣きっぱなしだったことを告白。作品に関わる前は“猫派”だったという梅原さんは「だんだん犬ってこんなに可愛いんだなってことを知って。取材でワンちゃんと撮影して、なんて可愛い生き物なんだと(思った)」と心境の変化を明かしていた。
「僕のワンダフル・ライフ」の日本語吹き替え版では、犬のベイリーの声を高木さん、ベイリーの最愛の飼い主・イーサンの子供時代を寺崎さん、青年時代を梅原さん、成年時代を大塚さん、イーサンの初恋の相手・ハンナを花澤さんが演じている。
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