緊急取調室 (2025)
最終話 蒼い銃弾
12月18日(木)放送分
俳優の綾野剛さんが7日、東京都内で行われた連続ドラマ「コウノドリ」(TBS系)第1話特別試写会で舞台あいさつ。2015年10月期に放送された主演ドラマの続編で、前作はリアルな産科医療を描きヒットを記録。今回も産婦人科医と天才ピアニストの二つの顔を持つ主人公・サクラを演じる綾野さんは、「この作品においてできること、命とエンターテインメントをイコールで結ぶわけにはいきませんが、それでも一つのドラマを作るという意味で、事実をもとに僕たちはフィクションに変えていってますけれども、起こっていることはノンフィクションですから、そういった部分を集中をもってやっている」と自信を見せた。
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さらに綾野さんは「産科医療ってキレイごとに聞こえるかもしれませんが、未来のある場所で、特に産科医はほかにはない、唯一“おめでとう”と言ってあげられる場所」と思いを明かすと、「僕たちがやっていることはどこまで行っても虚構でしかないが、『ヨーイ』と『カット』の間、僕たちは三次元の中で動いていますから、何が起こるかは分からないし、赤ちゃんに関しては圧倒的なリアルでしかない。そういうことに素直に向き合わなくてはいけない」ときっぱり。
さらに「その中でもお芝居に対して、サクラという人物を生きるにあたって大切にしていることは、どちらかといえば意識が大事で、自分たちがどう思っているかが(役に)影響していきますから、そういったところは本当(リアル)でなければいけないという思いで(役を)やらせていただいております」と語った。
舞台あいさつには綾野さんのほか、星野源さん、松岡茉優さん、吉田羊さん、坂口健太郎さん、大森南朋さんが登場。綾野さんと星野さんは舞台あいさつ終了後、客席に見つけた赤ちゃんに近寄り、優しく抱きかかえる姿も見せていた。
「コウノドリ」は、週刊マンガ誌「モーニング」(講談社)で連載中の鈴ノ木ユウさんの医療マンガが原作で、2015年10月期にドラマ化。綾野さん演じる産婦人科医と天才ピアニストの二つの顔を持つ主人公・サクラを軸に、医療だけでなく、赤ちゃんや妊婦、その家族にまつわる物語が展開された。続編は、前作の2年後を舞台に「生まれること、そして生きること」というテーマで、原作のエピソードをベースにオリジナルで取材した内容を加えて描く。13日スタートで毎週金曜午後10時に放送。初回は15分拡大版。
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