TSUTAYAで加盟店にゲームソフトの商品提案をしているマーチャンダイザー(MD)の松尾武人さん。バイヤー歴10年以上の経験からソフトの特徴に合わせた商品展開を得意とする松尾さんがヒットの流れを解析し、今後の動きを予想する。
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「ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン(ミニスーファミ)」(任天堂)がついに発売されました! 素晴らしい売れ行きです。前作「ミニファミコン」から購買層が10歳程度下がっている印象で、当時遊んでいたユーザーを取り込めているのが分かります。女性が増えているのも特徴で、スーファミあたりから女の子もゲームを遊び始めたという過去の傾向を改めて裏付けていますね。今後もコンスタントに入荷する予定なので、お店をこまめにのぞいてみてください。
ソフトランキングのトップは、「マリオ&ルイージRPG1 DX」(3DS、任天堂)。スロースタートとなりましたが、発売時期を考えるとまずまずの手応え。ロングセールスを期待したいところです。続いたのは「ドラゴンズドグマ:ダークアリズン」(PS4、カプコン)。入荷が少なかったこともあり一部で欠品しているようです。
10月に入り、年末商戦も近づいてきましたが、何といっても今週の主役は「ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン(ミニスーファミ)」(任天堂)です。このミニスーファミの存在は大きく、例年より年末商戦のスタートが早くなっている印象。ソフトランキングのトップは、「マリオ&ルイージRPG1 DX」(3DS、任天堂)と予想。同シリーズが発売されるのはかなり久々ということもあり、従来よりも好スタートを切れそうです。
松尾武人(まつお・たけと) TSUTAYAゲームリサイクル企画グループ リーダー
「GAME TSUTAYA」加盟約550店に新作ゲームの商品提案をするマーチャンダイザー。1996年から家電量販店でゲームのバイヤーを担当。2002年にTSUTAYA入社後も一貫してバイヤーの道を歩んできた。ネオジオCDを2台購入したほどの格闘ゲーム好きだったが、現在は携帯版ドラクエなどで遊ぶ日々が続いている。
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