ビートたけし:スポーツキッズと対決「つくづく年取った」 2020年までの目標は「死なない」? 

 お笑いタレントのビートたけしさんが出演するスポーツバラエティー番組「ビートたけしのスポーツ大将」(テレビ朝日系)の会見が15日、東京都内で行われ、たけしさんとお笑いコンビ「ナインティナイン」が出席した。初回収録ではスポーツキッズと卓球対決に挑んだたけしさんは「つくづく年をとったなと思いますね。運動するなんてとんでもない話だよ。でも、負けず嫌いなところがあるから、どうしても力が入っちゃうんだよ」と振り返り、「まあ俺はこれからは体力がなくなるだけだから、番組が原因で死んだらどうしようかと思っちゃうね」と苦笑いだった。

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 番組には2020年開催の東京五輪のメダル候補のスポーツキッズたちが登場するが、20年までの目標を聞かれたたけしさんは「それまで死なないようにすること。どうも感じとして(寿命は)あと2~3年だなって感じてる。オリンピックの聖火で燃やして(火葬して)ほしいと思ってる」とブラックジョークで笑わせていた。

 一方、岡村隆史さんは「僕らにとって『スポーツ大将』は子供のころに見ていた番組です。その番組に出演する側になるというのがうれしい」と喜びのコメント。キッズとの対決には「いいように扱われているな、という気がしました。どうしようもないですね。卓球の天才キッズはうま過ぎて、すご過ぎて、お話しにならなかった」と振り返り、今後は「番組でゴルフとテニスやってみたい」と話していた。

 相方の矢部浩之さんは「うちの子供が習い事をしているんです。スイミング、サッカー、ピアノ、体操……良しとされていることを習っているんです。上の子がもうすぐ4歳なので、今は様子を見ている段階。何かスポーツをしてくれたら、と思っています。僕としてはサッカーを一緒にやりたいですね」と明かし、「番組で見てみたい選手は陸上の桐生祥秀選手。100メートルで10秒を切りましたからね。その走りを近くで見てみたい」と期待していた。

 「ビートたけしのスポーツ大将」は1985~90年に同局系で放送。2015年にスペシャル番組として25年ぶりに復活し、16年、17年にもスペシャル番組を放送した。今回、レギュラー番組として復活するのは27年ぶりで、天才スポーツキッズたちが参戦し、かつてメダルを獲得したスポーツ選手や、東京オリンピックへ向けてライバルとなるかもしれない現役トップアスリートと対決する。11月12日から毎週日曜午後7時58分放送。初回は2時間スペシャル。

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