悠木碧:念願の「プリキュア」出演 あきら愛を熱弁

アニメ「キラキラ☆プリキュアアラモード」の劇場版「映画キラキラ☆プリキュアアラモード パリッと!想い出のミルフィーユ!」でクックの声優を務める悠木碧さん
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アニメ「キラキラ☆プリキュアアラモード」の劇場版「映画キラキラ☆プリキュアアラモード パリッと!想い出のミルフィーユ!」でクックの声優を務める悠木碧さん

 28日に公開されたアニメ「キラキラ☆プリキュアアラモード」(ABC・テレビ朝日)の劇場版で「映画キラキラ☆プリキュアアラモード パリッと!想い出のミルフィーユ!」に出演している声優の悠木碧さん。悠木さんが「プリキュア」シリーズに出演するのは初めてで、パティシエのジャン・ピエール・ジルベルスタインと共に究極のスイーツの完成を目指すお化けのクックを演じている。「キラキラ☆プリキュアアラモード」の大ファンだったといい、念願の出演となった悠木さんに、同作の魅力、アフレコの様子などを聞いた。

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 ◇あきらの母性がたまらない

 --悠木さんは「キラキラ☆プリキュアアラモード」のファンだったとうかがっています。出演が決まって、感じたことは?

 「プリキュア」シリーズは子供たちに夢と希望を与え、キラキラしていて可愛い。ずっと憧れがありました。今回はお話をいただいて、びっくりしました。念願の念願だったので。

 --「キラキラ☆プリキュアアラモード」の魅力とは?

 キャラクターデザインが発表された時、剣城あきら(キュアショコラ)ちゃんが好み!となったんです。最初はよこしまな気持ちで、可愛い女の子がいる!と思って見ていたら、プリキュアのみんなが大好きになった。ストーリーもすごくすてきで、どっぷりハマっています。

 --あきらのどんなところが好きなのですか?

 ボーイッシュなキャラクターには歴史もあり、珍しい存在ではないのですが、あきらちゃんは、王道を踏襲しつつ、女性らしさが残っている。ママ要素、母性が強いんです。包容力にもいろいろなパターンがありますが、相手の話をちゃんと聞いて、受け入れてくれる。たまらないなあ……となっています。

 --「プリキュア」シリーズは子供に人気ですが、悠木さんが幼い頃に夢中になったアニメは?

 「美少女戦士セーラームーン」ですね。子供の頃は、巾着(きんちゃく)袋やパンツなど全部セーラームーンでした。毎週、放送を楽しみにしていて、セーラージュピターが好きでした。

 --悠木さんはどんな子供でしたか?

 子供の頃は人見知りで、自分で言うのはなんですが、ちょっと不思議ちゃんタイプでした。子役の活動を始めてから、活発になったところもあります。根の引っ込み思案を隠すようによくしゃべるようになりましたが、今も根本的に変わっていないかも。

 ◇すてきな作品は中もすてき

 --悠木さんが演じるクックはどんなキャラクターですか?

 見た目が小さくて可愛い。いたずらをするシーンが多いけど、愛されるように気を付けました。コミカルなんだけど、ほろりとするシーンもあります。一筋縄ではいかないキャラクターです。最後まで見ると、びっくりしていただけると思います。

 --アフレコの様子はいかがでした?

 作品のファンですが、アフレコではプロとしてキャーキャーしたらダメ。好きだからこそ作品の一部にならないといけない。自分がパーツであることを忘れずに臨みました。(あきら役の)森(なな子)さんが隣に座ってくださり、アドバイスもいただきました。私が、あきらを好きなことも知っていて、「ありがとうございます」と言っていただけました。「ファンが来たよ!」と思われる……とも考えていたのですが、皆さんが温かく受け入れてくれました。すてきな作品は、中もすてきでした。

 --あえてファン目線で、見どころを教えてください。

 予告の映像にもありますが、プリキュアが普段とは違う動物に変身するシーンがあります。普段のみんなとは違って可愛いですし、いろいろな表情が見える。ギャグテイストが強くて、そこもたまらないですね。

 --今後、プリキュアを演じる機会があれば、どんなキャラクターを演じたい?

 私がプリキュアになれることがあるんですかね!? 欲を言わず、どんなプリキュアでも! でも、自信が無いですね……。

 「キラキラ☆プリキュアアラモード」は、人気アニメ「プリキュア」シリーズの第14弾。スイーツが大好きな中学2年生の宇佐美いちかたちが、伝説のパティシエ・プリキュアに変身し、思いの詰まったスイーツを悪い妖精から守る姿が描かれている。劇場版は、いちかたちが、パリでスイーツコンテストに出場する。

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