松岡修造:国枝慎吾選手の東京パラリンピック優勝宣言にビックリ

パラリンピックのドキュメンタリーシリーズ「WHO I AM」のシーズン2トークイベントに登場した松岡修造さん
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パラリンピックのドキュメンタリーシリーズ「WHO I AM」のシーズン2トークイベントに登場した松岡修造さん

 テニスプレーヤーの松岡修造さんが27日、東京都内で開かれたパラリンピックのドキュメンタリー番組「WHO I AM」シーズン2のトークイベント「OPEN TOKYO Talk」に登場した。同番組のシーズン1に出演した車いすテニスの国枝慎吾選手が、2020年の東京パラリンピックの出場に意欲を燃やし、「まだまだ進化できると実感している。2020年の金メダルは僕だろうな。ウソ(ハッタリ)ではなく本当発言です」と優勝宣言をして、松岡さんを驚かせていた。

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 国枝選手は、車いすテニス史上初の年間グランドスラム、パラリンピック・シングルス2連覇(北京とロンドン)を果たすなど圧倒的な強さを誇っていたが、昨年からケガに悩まされている。松岡さんが、ステージ上の陸上のマールー・ファン・ライン選手(オランダ)に優勝宣言の見解を求めると、「自分がそう感じるなら、挑戦しない理由はない。だって自分の国で(開催するので)しょ?」と同意していた。その後も松岡さんは「まさか優勝宣言するとは……」と何度も繰り返すほど衝撃を受けている様子だった。

 松岡さんは、イベント開始前に観客席まで足を運び、自身のランキング最高位を抜いた選手について「錦織圭選手と誰か?」と観客にクイズを出すなどして盛り上げていた。イベントが始まり、国枝選手が登場すると、松岡さんは温まった会場について「雰囲気はどうですか?」と質問。国枝選手は「修造さんの雰囲気に圧倒されています」と即答し、観客を笑わせた。イベントの後半には、番組のナビゲーターとナレーターを務める俳優の西島秀俊さんが登場し、国枝選手とライン選手に花束を渡した。

 「WHO I AM」は、IPC(国際パラリンピック委員会)とWOWOWが共同で立ち上げたパラリンピックのドキュメンタリーシリーズ。リオパラリンピックの2016年から東京の2020年までの5年間、世界最高峰のパラアスリートたちの生きざまに迫る。シーズン2(全8話)では、パラアルペンスキーの森井大輝選手や、ウィルチェアラグビーのライリー・バット選手(オーストラリア)ら8人を取り上げる。第1回は車いすフェンシングのベアトリーチェ・ヴィオ選手(イタリア)に焦点を当て、29日午後9時からWOWOWプライムで放送される。

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