水木一郎:「マジンガーZ」新作の主題歌に不安も「情熱で声帯潤った!」

劇場版アニメ「劇場版 マジンガーZ / INFINITY」のイベントに登場した水木一郎さん
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劇場版アニメ「劇場版 マジンガーZ / INFINITY」のイベントに登場した水木一郎さん

 劇場版アニメ「劇場版 マジンガーZ / INFINITY」(志水淳児監督、2018年1月13日公開)の公開を記念したイベントが16日、東京都内で開催され、オープニングテーマを歌う歌手の水木一郎さんが登場。今回45年ぶりに同作の主題歌を担当した水木さんは「新作の話を聞いたときは、僕はもうだめかなと思って、(主題歌を歌う人を)100%応援しようと思った」と明かし、担当が決まった際は「どうしよう、どうやって歌えばいいんだろうと悩んだ。それに、年齢とともに声が出なくなるのは当然。でも、自然と情熱で声帯が潤ってきました!」と熱い思いを語り、会場からはどよめきが起こっていた。

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 イベントは「YouTube Music Night with水木一郎 feat. 『劇場版 マジンガーZ / INFINITY』」と題して、水木さんのライブも行われた。水木さんは「マジンガーZ」や「わが友マジンガーZ」など同シリーズのテーマソングのほか、アニメ「宇宙海賊キャプテンハーロック」「超電磁ロボ コン・バトラーV」「鋼鉄ジーグ」といった名作アニメのテーマ曲も披露。会場には「アニキー!」コールが飛び交い、観客は大いに盛り上がった。

 イベントには、司会として有村昆さん、歌手のうみくんも登場。うみくんは、水木さんの迫力のステージに「かなり熱かったっす。もう神みたい」と興奮気味だった。最後は、水木さんが観客に「愛してるゼーット!」とおなじみのコールをし、笑顔でステージをあとにした。

 「マジンガーZ」は、地球の平和を守るため、主人公・兜甲児がロボットを操り、世界征服をたくらむ悪の天才科学者Dr.ヘルが作り出した機械獣軍団と戦う……というストーリー。永井豪さんのマンガが1972年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載開始。テレビアニメが72~74年に放送された。

 新作劇場版アニメは、マジンガーZや光子力研究所の仲間によって、平和を取り戻してから10年後が舞台となる。過去のテレビアニメ版などと同じ東映アニメーション(旧東映動画)が製作する。

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