マンガ家の蛭子能収さんが28日、東京都内で行われた日本マイクロソフト「Windows 10」キャンペーンのクリエイティブ・ディレクター就任披露式&CMお披露目会に、息子でサウンドデザイナーの蛭子一郎さんと登場した。
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能収さんが制作した新CMは、一郎さんが効果音、孫たちがナレーションを担当するなど“3世代”の共作。ただ、会見で能収さんは、出演した孫の名前を聞かれると「ちょっと待って、出てこないんだよ」と慌て、一郎さんを驚かせる一幕も。一郎さんから頭文字などのヒントをもらってなんとか回答した能収さんは、「全然覚えきれない、最近……。冷や汗かいた」と苦笑いし、場を笑わせた。
新CM制作にあたって、能収さんと一郎さんは「エビス・ヨシカズ」と「エビス・イチロー」のクリエイティブユニット「EBS_KZ.Inc(エビスカズインク)」を結成。この日はユニットとして初の公の場となった。能収さんは親子ユニット結成について「ちょっと照れくさいです」と照れ笑い。また、一郎さんは、オファーを受けたときの心境を聞かれると「ウチたち親子で本当にいいのかなって……」と明かし、能収さんは「俺は『(これで)ちょっとお金が入るな』って。もうお金以外の欲はないです、それほど」と率直な思いを明かし、笑いを誘った。
また、今年“やり残したこと”を聞かれた能収さんは、「面白いマンガが全然描けていない。最近、お金が入ってくることがうれしいだけで、よいものを描こうという姿勢が足らなかったなと……」とさびしげな表情で振り返り、「来年はもうちょっとましなものを描こうと思います」と意気込んだ。
新CMは「Windows Mixed Reality」編など4本で、能収さんがCM制作を担当し、一郎さんが効果音を担当。能収さんの孫がナレーションを務めている。Windows 10の最新機能「Windows Mixed Reality」や顔認証システム「Windows Hello」など四つの機能を紹介するという内容で、同日から全国の量販店の店頭などで公開している。
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