カリー・ウェブ選手:引退した宮里藍の“先生”が明かす素顔 印象深いエピソードは…

宮里藍選手について語ったカリー・ウェブ選手
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宮里藍選手について語ったカリー・ウェブ選手

 今年現役を引退した元プロゴルファー・宮里藍さんのゴルフ人生を振り返る「ノンフィクションW 宮里藍、いま本人が語る!“ゴルフ人生”」がWOWOWで10日に放送される。米LPGAツアーでのプレー映像を中心に、インタビューを交えながら宮里さんの魅力に迫る内容で、番組には宮里さんが“ウェブ先生”と慕い、公私ともに仲の良いカリー・ウェブ選手も出演する。ウェブ選手が、引退を迎えた宮里さんへの思いやその魅力を語った。

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 ウェブ選手が印象深いエピソードとして挙げるのは、宮里さんが米国で初優勝した2009年のエビアンマスターズ。「彼女が背負っていた大きな重圧から解き放たれた瞬間だったと思う。そこから彼女の活躍が始まったと思っている」と転機の一つだったと語る。

 またウェブ選手が称賛するのは、宮里選手の「現地に溶け込もうとする努力」だ。「彼女は日本だけでなく最初から世界に照準を当ててプレーしていたと思う。世界に挑戦する際に障害となる語学の習得、現地の風習や文化に溶け込む努力をしていた」と言い、「いち早く現地に溶け込んでいたところは彼女のすごいところだと思う」と褒めていた。
 
 そんな宮里さんの引退については、「彼女は実力のある選手も、これから挑戦していこうとする選手にも、すべての選手から愛されている選手だった。彼女の引退を受けて、ツアー全体がみんな悲しんでいると思う」と選手への影響を語りつつ、「12年間、LPGAツアーでとても密度の濃い時間を過ごし、誠心誠意ゴルフに向き合っていたので、しばらくはゆっくり休んでほしい」と現役を終えたばかりの宮里さんを気遣った。その一方で「今後については、できればゴルフ界に携わってほしいと思うし、今後出てくる若い選手にとっても彼女の存在は必要不可欠だと思っている」と期待を寄せている。

 最後には、宮里さんに向けて、「まずは素晴らしいキャリアをおめでとう。これからもいい関係でいたいと思います。将来的に人生の交差点で、また巡り合わせがあることを祈って期待しています」とメッセージを送った。さらに「先輩である私に、彼女の方からまめに連絡をしてきてほしいですね」と笑顔で語りかけた。「ノンフィクションW 宮里藍、いま本人が語る!“ゴルフ人生”」はWOWOWプライムで10日午後9時に放送。

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