パシフィック・リム:デナイト監督が新作「アップライジング」の見どころ語る 「東京滅ぼす可能性高い」

「パシフィック・リム:アップライジング」にイベントに登場したスティーヴン・S・デナイト監督(左)と菊地凛子さん
1 / 7
「パシフィック・リム:アップライジング」にイベントに登場したスティーヴン・S・デナイト監督(左)と菊地凛子さん

 人気SF怪獣映画の続編「パシフィック・リム:アップライジング」のスティーブン・S・デナイト監督と女優の菊地凛子さんが3日、幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催中のポップカルチャーの祭典「東京コミコン2017」で行われた全世界未解禁映像お披露目イベントに登場。イベントでは、イェーガーとKAIJUのバトルシーンで日本語の看板が映りこんでいる映像が公開され、デナイト監督は「本作で東京を滅ぼす可能性がかなり高いです」と内容を説明し、「最高の気分でした」とユーモアを交えて語った。

ウナギノボリ

 デナイト監督は「もともと子供のころからウルトラマン、マグマ大使、ジャイアントロボ、昔のゴジラ映画が大好き。怪獣映画を作るうえで欠かせないのが東京をボロボロにすることです。東京の方にとっては悪夢かもしれないけど僕にとっては夢でした」とコメント。また、今作のバトルシーンについて、デナイト監督は「前作のバトルシーンはほとんど夜間で雨が降っていて、そこでイェーガーとKAIJUが戦うというものでしたが、今回は新しいものを見せたいということで、ほとんどのバトルシーンが白昼のお天気のいい中で行われます」と説明した。

 森マコ役で引き続き出演する菊地さんは、「新しい戦力とともに新しい戦いに向かうということで、森マコとして新たな成長を見せようと意識してやったつもりです」と撮影に臨んだ心境を告白。最後に「バトルシーンも新しいキャラクターたちも、素晴らしい活躍をみせてくれていると思います」と作品をアピールした。

 「パシフィック・リム」は、人類が未知の巨大生命体に人型巨大ロボットで立ち向かう姿を描いたSF映画で、2013年に公開された。続編には、前作に出演した森マコ役の菊地さんやニュートン博士役のチャーリー・デイさんらが引き続き登場。また、俳優の新田真剣佑さんが出演する。18年4月公開。

写真を見る全 7 枚

映画 最新記事