SONGS&FRIENDS:名盤再現のコンサート第1弾はユーミンの「ひこうき雲」 本人や久保田利伸、原田知世ら出演

アルバムコンセプトライブ「PERFECT ONE presents SONGS & FRIENDS」第1弾の出演アーティスト
1 / 3
アルバムコンセプトライブ「PERFECT ONE presents SONGS & FRIENDS」第1弾の出演アーティスト

 “100年後も聴き続けてほしい名盤”を再現するWOWOW主催のプレミアムコンサート「PERFECT ONE presents SONGS & FRIENDS」が3月17日に、東京・調布の武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナで開催されることになり、第1弾として歌手の松任谷由実さんが1973年に荒井由実名義でリリースしたアルバム「ひこうき雲」の楽曲が披露されることが10日、明らかになった。コンサートには、本人や久保田利伸さん、JUJUさん、原田知世さん、横山剣さんらが出演する。

ウナギノボリ

 「PERFECT ONE presents SONGS & FRIENDS」は、音楽プロデューサーの武部聡志さんが選ぶ「100年後も聴き続けてほしい名アルバム」を、さまざまなアーティストが1曲目から全て再現する一夜限りのコンサート。第1弾の「ひこうき雲」のコンサートでは、当時のレコーディングメンバーである「ティン・パン・アレー」(細野晴臣さん、鈴木茂さん、林立夫さん、松任谷正隆さん)による演奏も披露される。

 武部さんは、「ユーミンの『ひこうき雲』という作品は、アルバムという世界観をきちんと提示したという意味で、それまでのシングル中心の日本の音楽とは全く違う文脈でできたものであり、その後の日本のポップスを決定づけたものだと思います。もしこの作品がなければ、僕は編曲家を目指さなかったでしょう」と明かし、「『ひこうき雲』の魅力をオリジナルアーティストが再現するだけでなく、影響を受けたアーティストや、さらにそのアーティストから影響を受けた若いアーティストまで、幅広い世代のミュージシャンが自分なりの解釈で表現する、そんな音楽によるコミュニケーションを目の当たりにできるものを目指したい」と意気込みを語っている。

写真を見る全 3 枚

芸能 最新記事