19日の「金曜ロードSHOW！」（日本テレビ系、午後9時）は、アニメ「ルパン三世」シリーズの劇場版で宮崎駿監督の映画初監督作「ルパン三世　カリオストロの城」（1979年公開）を枠を10分拡大し放送する。ヨーロッパの小国「カリオストロ公国」を舞台に、幻の偽札や城に眠る秘宝を巡って、ルパンと仲間たちが大活躍する。ルパンと美少女・クラリスのほのかなロマンスも見どころで、疾走感あふれるカーチェイスから心弾むアクション、銭形警部の「あのせりふ」まで、何度見ても感動を呼ぶ不朽の名作だ。

あなたにオススメ

“あの頃”のジャンプ：実写ドラマ化も話題「ウイングマン」　1983年を振り返る

　モナコのカジノから大金を強奪したルパンと次元。ルパンは、その金がカリオストロ公国で作られている幻の偽札“ゴート札”であることに気付く。かつて、ルパンは“ゴート札”を狙って公国に忍び込み、失敗した過去があり、今度こそ秘密を暴こうと決意。公国に向かうが、道中、謎の男たちに追われる花嫁姿の美少女クラリスと遭遇する。カリオストロ大公家の娘クラリス。父の死後国を治めるカリオストロ伯爵から逃げていたところで、一度はルパンに救出されるも、逃げ場がないと悟り、大公家に伝わる指輪をルパンに預ける。

　クラリスとの結婚を急ぐ伯爵の野望に気付いたルパンは、公国に現れた銭形警部を利用して城に潜入。城の秘宝を狙って伯爵に近づいていた不二子（増山江威子さん）の協力を得て、クラリスを助けようとする。

　ルパンを山田康雄さん、次元を小林清志さん、五ェ門を井上真樹夫さん、不二子を増山江威子さん、銭形警部を納谷悟朗さんが演じ、クラリスを島本須美さん、カリオストロ伯爵を石田太郎さんが務めている。