西郷どん:第4回「新しき藩主」 赤山が無念の死 吉之助の切なる思いが斉彬を突き動かす?

NHKの大河ドラマ「西郷どん」第4回の一場面 (C)NHK
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NHKの大河ドラマ「西郷どん」第4回の一場面 (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さん主演のNHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」の第4回「新しき藩主」が28日に放送される(NHK総合で午後8時ほか)。斉彬(渡辺謙さん)を藩主に担ごうとする者たちの間で粛清の嵐が吹き荒れ、斉彬の信頼も厚い重臣・赤山(沢村一樹さん)の命も絶たれてしまう。悔しさと怒りで胸が張り裂けそうになる吉之助(鈴木さん)は“ある行動”に出る……。

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 斉彬の父・斉興(鹿賀丈史さん)は、斉彬派の藩士を次々と粛清し、吉之助が先生と慕う赤山にも切腹の沙汰が下る。赤山の介錯は、吉之助の父・吉兵衛(風間杜夫さん)が行うこととなり、吉之助は赤山の無念の最期に立ち会うことになる。さらに、処罰は大久保家にも及び、正助(瑛太さん)の父・次右衛門(平田満さん)は島流しとなり、正助も謹慎処分を受ける。吉之助はこんな不条理を許してはならないと筆をとり、赤山の血で染まった襦袢(じゅばん)と共に江戸の斉彬へ書状を送る。

 「西郷どん」は、明治維新150年となる2018年放送の大河ドラマ57作目。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(吉之助)の愚直な姿にカリスマ藩主・島津斉彬が目を留める。斉彬の密命を担い、西郷は江戸へ京都へと奔走する。勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒。やがて明治維新を成し遂げていく……という内容。

 第3回「子どもは国の宝」は、大家族の西郷家に四男が生まれ暮らしはますます苦しくなり、吉之助は父の吉兵衛と、商家から大借金をする。そんな時、吉之助は貧しい武家の少年に出会い、困窮しているのは農民だけではないと痛感し、斉彬に窮状を訴える。心を打たれた斉彬は薩摩の変革を決意。自らの手で斉興を隠居に追い込もうとするが……という展開だった。

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