松田丈志さん:第1子女児誕生も競泳選手の道はススメない? 「やっぱり大変なので…」

WOWOWで放送された米プロバスケットボール「NBA」の番組にゲスト出演した松田丈志さん
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WOWOWで放送された米プロバスケットボール「NBA」の番組にゲスト出演した松田丈志さん

 競泳の五輪メダリスト、松田丈志さんが27日、WOWOWで放送された米プロバスケットボール「NBA」の「インディアナ・ペイサーズ対クリーブランド・キャバリアーズ」の中継番組にゲスト出演。10日に第1子となる長女が生まれたばかりの松田さんは、子供を競泳選手にしたいかと聞かれると「選手になってほしいとは思っていないです。泳ぎは教えたいけど……水泳選手、やっぱり大変なので」と苦笑い。「女の子なのでおしとやかに育ってくれればいいかなと。ギラギラした勝負の世界に生きてほしいとは思っていないですね」と明かした。

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 松田さんは、NBAで今シーズンの注目チームを聞かれると、ゴールデンステイト・ウォリアーズとクリーブランド・キャバリアーズといい、優勝もその2チームを予想。「今の流れでいうとウォリアーズなのかなという気はしますけど、(キャバリアーズの)レブロン(・ジェームズ)が本気を出したときにどこまでチームが変わるのかは未知数ですね」と語った。また、バスケットボールの魅力について「展開の速さ。常に展開があるので、一個一個のプレーが短くて、ちゃんと見ていないと全体の流れがみえない」と語り、「NBAは世界最高峰のバスケ。日本のバスケももっともっと強くなってほしいという思いがあるので、目線をNBAに合わせて、ここを目指すんだ、という意識でファンも選手も見てほしい」と語った。

 また、宮崎県の延岡学園高校出身の松田さんは「(母校は)バスケの強豪校なので、体育の授業がやたらレベルが高い(笑い)。僕も体は高校レベルでは大きかったので、そいつらと体張って遊んでました」と高校時代の思い出を懐かしそうに語り、「(ポジションは)ゴール下が多かった。技術はないので、(マンガ『スラムダンク』の主人公)桜木みたいにリバウンドに命かける、みたいなこともありましたよね」と笑顔で振り返った。

 2020年の東京五輪については、松田さんは「五輪も含めて、日本のオリンピック、スポーツ全体をよりよくしていく意識は持っているし、そのために何ができるのかという思いは持っています。もともと五輪が大好きで魅せられて生きてきて、4回も出場したので、その経験を生かして、東京でやる五輪をよりよいものにしたい」と意欲的にコメント。ドーピング問題などについても、「(選手は)競技をやればやるほど視野が狭くなってしまう可能性があるので、それを広げてやる作業は、引退した人間が現役選手に対してやっていかないといけないアプローチだと思う」と語った。

 WOWOWでは、「NBA」2017-18シーズンを毎週4試合放送。31日午後1時半から「デンバー・ナゲッツ対サンアントニオ・スパーズ」、2月1日午後12時半から「マイアミ・ヒート対クリーブランド・キャバリアーズ」などをWOWOWライブで放送するほか、2月19日午後12時45分からはゲストに「ハライチ」の澤部佑さん、「スチャダラパー」のBoseさんなどが出演する「夢の祭典!2018NBAオールスターゲーム」をWOWOWプライムで放送予定。

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