大杉漣さん急死:遠藤憲一、松重豊ら「バイプレ」共演者がコメント 「喪失感は計り知れない」

大杉漣さん(左から2人目)
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大杉漣さん(左から2人目)

 俳優の大杉漣さんの急死を受け、テレビ東京は21日、大杉さんが出演中の連続ドラマ「バイプレイヤーズ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~」(同局系、水曜午後9時54分)について、同日に放送予定の第3話は予定通り放送すると発表した。28日の第4話、3月7日の第5話(最終回)の放送については現在検討中。遠藤憲一さんら共演者の追悼コメントも発表した。

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 遠藤さん、田口トモロヲさん、松重豊さん、光石研さんの4人は、連名で「余りにも突然のことで、メンバー一同、まだ現実を受け入れられないでいます」「喪失感は計り知れません」とあまりにも突然の死を悼み、「永遠に我々の目標であり、憧れでもある漣さんを、一同、心から誇りに思います」「お疲れ様でした。どうか、安らかにお休みください。漣さん、ありがとうございました」と感謝の言葉を綴った。

 大杉さんは、数々のドラマや映画、CMなどで活躍。現在、放送中の「バイプレイヤーズ」のほか、バラエティー番組「ぐるぐるナインティナイン」(日本テレビ系、木曜午後7時56分)の人気コーナー「グルメチキンレース ゴチになります!」(ゴチバトル)にレギュラー出演している。4月スタートの吉高由里子さん主演の連続ドラマ「正義のセ」(日本テレビ系、水曜午後10時)にも出演する予定だった。

 ◇共演者からのお悔やみの言葉(原文のまま)

 余りにも突然のことで、メンバー一同、まだ現実を受け入れられないでいます。「バイプレイヤーズ」という実名をさらした上でのドラマで、そのリーダーであり、精神的な支柱でもあった大杉さんが突然いなくなるという喪失感は計り知れません。 しかし最後の日まで、役者として現場に立ち、みんなを笑わせ続けていました。永遠に我々の目標であり、憧れでもある漣さんを、一同、心から誇りに思います。

お疲れ様でした。どうか、安らかにお休みください。

漣さん、ありがとうございました。

バイプレイヤーズ一同
遠藤憲一、田口トモロヲ、松重豊、光石研

 ◇番組プロデューサーのコメント

 突然の出来事で、まだ現実として受け止めることができません。特に今回のシーズン2では大杉さんには企画の段階から全スタッフキャストのリーダーとして中心的な役割を果たしていただきました。この作品が最期の作品となってしまったことが本当に残念でなりません。スタッフ一同、心よりお悔やみ申し上げます。

テレビ東京制作局ドラマ制作部
チーフプロデューサー
浅野太

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