波瑠:肉体派刑事役で連ドラ主演 鈴木京香と初共演で“バディー”に

4月スタートの連続ドラマ「未解決の女 警視庁文書捜査官」に出演する鈴木京香さん(左)と波瑠さん(C)テレビ朝日
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4月スタートの連続ドラマ「未解決の女 警視庁文書捜査官」に出演する鈴木京香さん(左)と波瑠さん(C)テレビ朝日

 女優の波瑠さんが、4月スタートの連続ドラマ「未解決の女 警視庁文書捜査官」(テレビ朝日系、木曜午後9時)に主演することが5日、明らかになった。波瑠さんとは初共演となる女優の鈴木京香さんも同局の連続ドラマに25年ぶりに出演。波瑠さんは肉体派熱血刑事、鈴木さんは“文字フェチ”の頭脳派刑事役で、バディーを組んだ2人が文字に隠された真実から未解決事件を解決していく。

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 ドラマは、麻見和史さんの「警視庁文書捜査官」(角川文庫)が原作。“倉庫番”と揶揄(やゆ)されている警視庁捜査1課「特命捜査対策室」第6係(文書解読係)を舞台に、強行犯係から異動してきた、体力と柔術には自信があり、燃える正義感と情熱でなりふり構わず無鉄砲な捜査で事件解決に奔走する刑事・矢代朋(波瑠さん)が、対人関係が苦手で文章から書き手の性格や思考を言い当てるというまれな能力を持つ“文書解読のエキスパート”の頭脳派刑事・鳴海理沙(鈴木さん)ら、個性豊かな捜査官たちと未解決事件に挑む姿が描かれる。脚本は、波瑠さんが主演したNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あさが来た」などの大森美香さんが務める。

 波瑠さんは、撮影について「鈴木京香さんをはじめ、素晴らしい先輩方のお芝居を間近で見られるなど、楽しみなことがいっぱいあるので、撮影が待ち遠しい」とコメント。鈴木さんについては「舞台を観劇した後に偶然お会いして、すれ違いざまにごあいさつだけさせていただいたのですが……ビックリしますよ! きれいすぎて! もう『自分が恥ずかしい!』と思うくらい美しかったのが強く印象に残っているので、今回もすごく背筋が伸びる思いです」と語っている。

 波瑠さんは劇中でアクションも披露するといい、「本格的に挑戦したことのないアクションもあるので、日ごろから運動をして備えようとも考えています」と語る。さらに「これから3カ月、きれいなところはすべて鈴木さんにお任せして(笑い)、私は汗をビシャビシャッとかきながら、汗臭い感じで撮影に臨みたいと思います。男がそこにいるんじゃないか……と思われるくらいのうっとうしさを全力で出しながら、鈴木さん演じる理沙との差を楽しみたいです」と、意気込んでいる。

 一方、鈴木さんも、波瑠さんとの初共演に「良いバディーになりたいと思っています。波瑠ちゃんは本当に可愛い! 台本にも『目が大きくて可愛い』と書かれていますが、まさにその通り」とコメント。自らが演じる理沙について「個性的な役ですから、面白いキャラクターにしたいと思う半面、現実にはいないと思われないような“地に足が着いた変な人”をしっかり演じたいと考えています。難しい役どころではありますけど、だからこそ演じ方を考えるのは楽しい作業ですね。これから3カ月どんなふうに波瑠ちゃんを呆れさせられるか(笑い)、ワクワクしながら今も策を練っているところです」と語っている。

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