米劇場版アニメ「ボス・ベイビー」(トム・マクグラス監督、21日公開)のジャパンプレミアが7日、東京都内で行われ、日本語吹き替え版で声優を務める俳優のムロツヨシさん、芳根京子さん、乙葉さん、お笑いコンビ「NON STYLE」の石田明さんらが登場した。ムロさんらは同映画のイメージカラーにちなんだブルーカーペットに登場し、ファンへのサインや写真撮影に応じるなどして、歓声を浴びた。
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その後、舞台あいさつも行われ、ムロさんは映画の見どころについて「ボス・ベイビーはおっさんなのに赤ちゃんだから可愛い! そういうギャップの部分がとても面白いので、そういう部分をムロさんは見てほしいと思っています!」とコメント。芳根さんはお気に入りのシーンについて「たくさんあるのですが、ボス・ベイビーが転げ落ちるときやベッドによじ登るときのムロさんの声や時々赤ちゃんに戻ってしまうことがあるシーンでのムロさんと赤ちゃんのはざまの声が特にお気に入りです!」と話し、乙葉さんは「忙しいとなかなか『大好き』っていう言葉が言えなかったりすると思いますが、その気持ちをたくさんの人に伝えたくなる。見終わった後、心がポカポカする映画だと思います!」と同映画の魅力を語った。
またムロさんらがイベントに招待した学生からの質問に答えるコーナーもあり、「挫折しそうになるときに、どうしたら乗り越えられるのか」と質問されたムロさんは「挫折するくらいだったら、その程度の覚悟だったということだと思うんです。挫折してでも、かなえることができるやり方を見つけることが大事かなと思います」と真面目に回答。芳根さんは「挫折しても、その達成感を楽しむこと、応援してくださるいろいろな方への恩返しにと思うと頑張れますし、1人じゃなくて一緒に頑張れる仲間を見つけることも大事かもしれませんね」とアドバイスした。
「ボス・ベイビー」は映画「怪盗グルー」シリーズや「ペット」などを手掛けたユニバーサル・スタジオと、「シュレック」などを手掛けたドリームワークス・アニメーションが初めてタッグを組んだ作品。見た目は可愛い赤ちゃんなのに中身はおっさんというボス・ベイビーが主人公のコメディーで、全世界で約540億円の興行収入を上げており、2作目の製作が決定している。7歳の少年・ティムの元に、ボス・ベイビーがやってくる。ティムの弟として迎え入れられたボス・ベイビーだったが、彼にはある秘密の任務があった……というストーリー。
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