中井貴一:連ドラ出演オファー「8回断った」

連続ドラマ「記憶」のトークイベントに登場した(左から)松下由樹さん、中井貴一さん、優香さん
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連続ドラマ「記憶」のトークイベントに登場した(左から)松下由樹さん、中井貴一さん、優香さん

 俳優の中井貴一さんが9日、神奈川県内で行われたフジテレビONE/TWO/NEXTとJ:COMの共同制作の連続ドラマ「記憶」のトークイベントに出席。若年性アルツハイマーを宣告されながらも、最後まで自分の尊厳を守り抜こうとする敏腕弁護士・本庄英久を演じた中井さんは「(出演のオファーを)8回断りました」と告白した。

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 中井さんは「脚本を読んで、魂を込めて演じないといけないと思った。でもスケジュールの都合などで8回断った。脚本が面白いから、面白い俳優さんに演じてもらいたいと思ったから。でも熱心にオファーをしてくれ、9回目で。寝ないぐらいの覚悟で挑みました」と振り返り、「(この役は)本当に難しい。監督とも悩んで、相談しながら(演じた)」と明かした。
 
 イベントには、本庄英久の現在の妻・遥香役の優香さん、前妻の篠原佳奈子役の松下由樹さんらも出席。優香さんは「中井さんが『九州じゃんがらラーメン』丸ごと差し入れをしてくれたんです。撮影してた場所がおうちなのに、外と同じぐらい寒かったので、おにぎりや明太子のトッピングとか、本当にありがたかった」と感謝していた。

 この日は、本庄の部下で新人弁護士・二宮正樹役の泉澤祐希さん、本庄の弁護士事務所の事務員・足立初花役の今田美桜(みお)さんも出席。ドラマの主題歌を務めた森山直太朗さんもサプライズで登場し、主題歌「人間の森」を生歌唱して盛り上げた。

 ドラマはフジテレビONE/TWO/NEXTとJ:COMの共同制作で、韓国ドラマ「記憶~愛する人へ~」を日本版としてリメーク。若年性アルツハイマーを宣告された敏腕弁護士・本庄が最後まで自分の尊厳を守り抜こうとする姿と家族愛を描いている。21日から毎週水曜午後10時に、CS放送「フジテレビNEXT ライブ・プレミアム」とケーブルテレビの「J:COMプレミアチャンネル」で放送される。

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