相棒16:最終回2時間SP視聴率は16.6% 特命係が3人に!?

人気刑事ドラマ「相棒」で杉下右京役の水谷豊さん(左)と冠城亘役の反町隆史さん
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人気刑事ドラマ「相棒」で杉下右京役の水谷豊さん(左)と冠城亘役の反町隆史さん

 人気刑事ドラマ「相棒」(テレビ朝日系、水曜午後9時)の最新作「シーズン16」の最終回2時間スペシャルが14日午後8時から放送され、平均視聴率は16.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録した。週刊誌記者・楓子(芦名星さん)がエスカレーターから突き落とされたとして警察関係者6人を告発し、犯人だったサイバーセキュリティー対策本部の青木年男(浅利陽介さん)が処分として特命係に配属されるという驚きの展開で、加賀まりこさんがゲスト出演したほか、2月に急死した大杉漣さんの代役で杉本哲太さんが警視庁副総監の衣笠藤治を演じた。

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 「相棒」は、警視庁の窓際部署「特命係」のキャリア警部・杉下右京(水谷豊さん)がその天才的頭脳で推理し、相棒とともに難事件を解決するドラマ。今シーズンは右京と反町隆史さん演じる4代目の相棒・冠城亘のコンビの3シーズン目で、1月には放送300回を迎えた。

 最終回2時間スペシャル「容疑者六人~アンユージュアル・サスペクツ」は、輿水泰弘さん脚本、権野元監督という布陣。エスカレーターから転落して負傷した週刊誌の記者・楓子は、その場にいた、警察庁長官官房付の甲斐峯秋(石坂浩二さん)、警視庁広報課課長の社美彌子(仲間由紀恵さん)、内村刑事部長(片桐竜次さん)、中園参事官(小野了さん)、警視副総監・衣笠藤治、サイバーセキュリティー対策本部の青木年男の誰かに突き落とされたと主張し、6人を“容疑者”として誌面で告発する。

 告発記事は大きな話題となり、楓子の母で大阪を拠点とする暴力団「風間燦王会」組長の妻である匡子(加賀さん)も東京に乗り込んでくる。特命係の杉下右京と冠城亘が独自に捜査を開始する中、伊丹(川原和久さん)と芹沢(山中崇史さん)も大河内監察官(神保悟志さん)の命を受け、警視庁への風当たりを和らげるべく関係者への事情聴取を始める。そんな中、“容疑者の一人”が檜山与一(遠藤雄弥さん)という男と衝突し階段から転落。檜山の正体は楓子の父親が率いる暴力団の構成員で……という展開だった。

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