加藤綾子:TBS日曜劇場で本格女優デビュー 連ドラ初レギュラーで「逃げずに頑張りたい」

4月スタートの日曜劇場「ブラックペアン」に出演する加藤綾子さん (C)TBS
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4月スタートの日曜劇場「ブラックペアン」に出演する加藤綾子さん (C)TBS

 “カトパン”の愛称で知られるフリーアナウンサーの加藤綾子さんが、人気グループ「嵐」の二宮和也さん主演で4月から始まるTBS系の日曜劇場ブラックペアン」に出演し、本格的に女優デビューを飾ることが17日、分かった。加藤さんは「出演依頼をいただいたときは、(連続ドラマのレギュラー出演が)初めてのことで、ドラマの現場にいる自分が想像できなかったのですが、新しいことにこのタイミングで挑戦させていただけることは本当にありがたいことで、がむしゃらに新人のつもりで吸収できるものは全て吸収して取り組みたいと思います」と意気込んでいる。

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 加藤さんが演じるのは、元看護師で現在は治験コーディネーターとして、新薬や新機器開発の治験の窓口となっている木下香織。“神の手”を持ち、絶対的権力を持つ東城大の佐伯教授(内野聖陽さん)や“オペ室の悪魔”と呼ばれ、皆に恐れられている渡海(二宮さん)といった面々と対等なやりとりをしていく。さらに、帝都大の刺客として東城大にスナイプを導入しようとする高階(小泉孝太郎さん)にも接触するなど、自分の信念を貫いて医療業界をけん引している……という役どころだ。

 加藤さんは「木下香織という役は内に秘めた強さがあり、しっかりとした女性だと思いますので、その香織のイメージをしっかり表現したいです。一生懸命逃げずに頑張りたいと思いますので、ぜひご覧いただければと思います」と視聴者に呼びかけている。

 ドラマは、「チーム・バチスタの栄光」などで知られる海堂尊さんの小説「新装版 ブラックペアン1988」(講談社文庫)が原作で、ある天才外科医が病院・研究室と製薬会社、医療機器メーカー、厚生労働省との癒着問題など、さまざまな闇が渦巻く大学病院に立ち向かう姿を描く。

 伊與田英徳プロデューサーは「アナウンサーとして活躍される加藤さんの明るくもきめ細やかな仕事ぶりに、かねてご一緒したいと思っておりました。今回、駄目もとでオファーさせていただいたところ、快く引き受けてくださり、大変うれしく思っております」とコメント。「クランクインした加藤さんは役に真摯(しんし)に向き合っていらっしゃっていて、難しい役どころである香織を見事に演じきっています。今後、ブラックペアンの謎を解いていく上で重要なキーマンとなります。皆さん、加藤さんの活躍を楽しみにしていてください」と話している。

 「ブラックペアン」は4月から毎週日曜午後9時に放送。

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