今週シネマ:21日公開の映画「曇天に笑う」「ボス・ベイビー」「トゥームレイダー ファースト・ミッション」…話題作が続々

映画「曇天に笑う」の一場面 (C)映画『曇天に笑う』製作委員会(C)唐々煙/マッグガーデン
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映画「曇天に笑う」の一場面 (C)映画『曇天に笑う』製作委員会(C)唐々煙/マッグガーデン

 今週公開される映画の注目作をピックアップする「今週シネマ」。21日には俳優の福士蒼汰さん主演の映画「曇天に笑う」(本広克行監督)、ユニバーサル・スタジオとドリームワークス・アニメーションが初タッグを組んだ「ボス・ベイビー」(トム・マクグラス監督)、人気ゲームを題材にした映画「トゥームレイダー ファースト・ミッション」(ロアー・ウートッグ監督)が公開された。

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 「曇天に笑う」は、マンガ誌「月刊コミックガーデン」(マッグガーデン)で連載された唐々煙(からからけむり)さんのマンガが原作。明治維新後の滋賀県・大津の街には、治安を預かってきた曇神社の第14代当主・曇天火(福士さん)ら3兄弟が暮らしていた。ここには300年に1度、曇り空が続く日に世界を滅ぼす破壊の神オロチ(大蛇)が復活して災いをもたらすという伝説があり、オロチ復活が近いのでは、と人々は不安がっていた。その力を利用して政府転覆をもくろむ忍者集団「風魔一族」が暗躍する一方、政府がオロチ封印のために組んだ特別チーム「犲(ヤマイヌ)」も動き出す……というストーリー。古川雄輝さん、桐山漣さん、大東駿介さん、小関裕太さん、東山紀之さんらも出演している。

 「ボス・ベイビー」は、全米ベストセラー、マーラ・フレイジーさんの絵本「あかちゃん社長がやってきた」(講談社)を原案に、「マダガスカル」3部作などのマクグラス監督が手がけた。両親の愛情を受け、幸せが永遠に続くと思っていた7歳のティム(マイルズ・バクシさん)の元に、弟ボス・ベイビー(アレック・ボールドウィンさん)がやって来る。黒いスーツにネクタイ、サングラスという大人のようないで立ち。四六時中パパとママに世話を焼かせるボス・ベイビーを、ティムは快く受け入れられない。ある日、赤ちゃんが大人口調で電話で話しているのを見てしまう。ボス・ベイビーは、ある任務のためにティムの家に送り込まれた会社員だった……という展開。

 「トゥームレイダー ファースト・ミッション」は、シリーズの主人公・ララ・クロフト(アリシア・ビキャンデルさん)がどんな経緯でトレジャーハンターになったのかを描くヒロイン誕生秘話。13年発売のビデオゲームがアイデアの源になっている。ある時ララは、実業家で冒険家だった亡父(ドミニク・ウェストさん)が、生前、古代女王ヒミコについて調べていたことを知る。父はララに、その資料が秘密組織の手に渡らないよう処分を命じるビデオメッセージを残していた。しかしララはその言葉に従わない。なぜ父が自分を捨ててまで最後の旅に出たかを知るために、ヒミコの墓があるとされる絶海の孤島へ向かう……というストーリー。

 このほか、女優の福原遥さんが初主演した映画「女々演」(高野舞監督)が24日に公開される。

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