コンフィデンスマンJP:長澤まさみ主演作に石黒賢、佐野史郎、かたせ梨乃がゲスト出演

長澤まさみさんの主演ドラマ「コンフィデンスマンJP」に出演する(左から)石黒賢さん、佐野史郎さん、かたせ梨乃さん(C)フジテレビ
1 / 3
長澤まさみさんの主演ドラマ「コンフィデンスマンJP」に出演する(左から)石黒賢さん、佐野史郎さん、かたせ梨乃さん(C)フジテレビ

 4月から放送される長澤まさみさん主演のフジテレビ系“月9”ドラマ「コンフィデンスマンJP」に、石黒賢さんや佐野史郎さん、かたせ梨乃さんがゲスト出演することが24日、明らかになった。石黒さんは第3話(4月23日放送)、佐野さんは第4話(4月30日放送)、かたせさんは第5話(5月7日放送)に出演。また、吉瀬美智子さんの出演は第2話(4月16日放送)に、内村光良さんの出演は第6話(5月14日放送)に決まったことも分かった。

ウナギノボリ

 ドラマは、信用詐欺師のダー子(長澤さん)、ボクちゃん(東出昌大さん)、リチャード(小日向文世さん)が、毎回さまざまな業界の華やかな世界を舞台に、奇想天外な計画で欲にまみれた人間たちから大金をだましとる……という物語。

 石黒さんは、鑑定眼を悪用し、価値ある美術品を安く仕入れては、高く売りさばき私腹を肥やしている悪徳美術商で有名美術評論家の城ケ崎善三を、佐野さんは、大の映画マニアで、常習的に食品偽装をしている食品加工会社の社長・俵屋勤を、かたせさんは、無能の医者である息子を偽りのスーパードクターに仕立て上げて、病院を繁盛させている拝金主義の女理事長・野々宮ナンシーを、それぞれ演じる。

  “月9”ドラマ「コンフィデンスマンJP」は、4月9日から毎週月曜午後9時に放送。初回は30分拡大版。

 ◇出演者のコメントは次の通り。 

 ――役柄について。

 石黒さん:虚栄心と功名心と上昇志向の強い男がギャフンと言わせられるのは視聴者の皆さんも痛快でしょうし、面白いなと思いました。ゲストの困惑ぶり、転落していく様を痛快な気持ちで見ていただけたらなと思います

 佐野さん:これまでの連続ドラマの枠に収まらない、かなりとっぴで荒唐無稽(むけい)なエンターテインメント作品です。僕の実人生と重なる部分がずいぶん多いので、最初から僕を想定して書かれたのかとさえ思いました(笑い)。こういうドラマに出演させていただけるというのはとても光栄で、何より僕自身、楽しんで演じています

 かたせさん:悪いなりに一生懸命生きている人で、自分ではまったく悪いと思っていなくて、一生懸命生きている結果が悪い人になっちゃっただけなんですよね(笑い)。この役は真面目に演じれば演じるほど、ターゲットとしては手ごわい相手になると思っていて、戦う相手として見たらとにかくやりづらい嫌な相手になるように頑張っています(笑い)。どうやってこの相手からお金を奪えばいいんだろうと思わせたいですね

 ――長澤さんとの共演について。

 石黒さん:過去にお父さん役をやったことがあるんですけど(2011年公開の映画「岳―ガク―」で)、実は会ってないんですよ。お芝居をするのは初めてです。すごくすてきな女優さんだと思っていたので、ご一緒できて楽しかったですね。とても真面目な女優さんだなと思いました。面白くするためにはどうしたらいいかっていうことを、すごく考えてきたということが、ひしひしと伝わってきましたね。

 佐野さん:久しぶりの共演ですね。前回共演させていただいたドラマ(12年2月放送のWOWOWの「分身」)はシリアスな内容で、非常に濃密な時間を過ごした記憶がありますので、懐かしさもありました。コミカルなお芝居は今回が初めてです。以前、地方ロケでみんなでよく一緒に食事してましたが、そのころを思い出しました(笑い)。

 かたせさん:前回共演したドラマ(17年1月に放送された同局のスペシャルドラマ「君に捧げるエンブレム」)は、とてもシリアスなお芝居でしたから、今回は打って変わって思いっきり突き抜けたようなところから始まっているので、声のトーンも、お芝居のトーンも全く違っていて面白かったですね。こういうタッチのドラマの方が彼女には近い感じがします。楽しんで演じていらっしゃるのが伝わってきました

写真を見る全 3 枚

テレビ 最新記事