今週シネマ:6日、7日公開の映画「クソ野郎と美しき世界」「ミスミソウ」「人狼ゲーム インフェルノ」「ジュマンジ」新作…話題作が続々

映画「クソ野郎と美しき世界」の一場面 (C)2018 ATARASHIICHIZU MOVIE
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映画「クソ野郎と美しき世界」の一場面 (C)2018 ATARASHIICHIZU MOVIE

 今週公開される映画の注目作をピックアップする「今週シネマ」。6日には稲垣吾郎さん、香取慎吾さん、草なぎ剛さんの3人が出演するオムニバス映画「クソ野郎と美しき世界」が公開された。7日には押切蓮介さんの名作マンガの実写映画「ミスミソウ」(内藤瑛亮監督)、モデルで女優の武田玲奈さん主演映画「人狼ゲーム インフェルノ」(綾部真弥監督)が公開。

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 「クソ野郎と美しき世界」は、四つのエピソードで構成。稲垣さんが「愛のむきだし」などで知られる鬼才・園子温監督と、香取さんが舞台「トロワグロ」で岸田國士戯曲賞を受賞した山内ケンジ監督と、草なぎさんがさまざまな分野で才能を発揮しているお笑いコンビ「爆笑問題」の太田光監督とタッグを組んだ3編に、気鋭の映像ディレクター、児玉裕一監督がメガホンをとり、オールキャストが出演するエピソードを加えた計4編のオムニバス作だ。

 「ミスミソウ」はマンガ「ミスミソウ」に加筆した「ミスミソウ 完全版」(双葉社)が原作。東京から田舎に転校してきた野咲春花(山田杏奈さん)は“部外者”として扱われることになり、クラスの女王的存在の小黒妙子(大谷凜香さん)の取り巻きグループから日々いじめを受けていた。春花はクラスメートの相場晄(あいば・みつる、清水尋也さん)の存在を心の支えに、エスカレートするいじめに耐えていたが、ある日、自宅の火事で両親が焼死、妹も大やけどの重傷となる悲劇に襲われる。傷心の春花は火事の原因を知り、いじめっ子たちへの復讐(ふくしゅう)を開始する……というストーリー。

 「人狼ゲーム インフェルノ」は、連続ドラマ「人狼ゲーム ロストエデン」の完結編となる。強制的に集められた10人の高校生が「人狼」と「村人」となってだまし合い、投票で生き残りを懸けたゲームに挑む。鶴ケ岡高校2年3組の野々山紘美(武田さん)は、命を懸けた「人狼ゲーム」に強制参加させられる。紘美の役職は、友だちをその手で惨殺しなければいけない「人狼」だった。事件を追う刑事たちは、ゲームを支配する謎の男(水野勝さん)にたどり着くが……というストーリー。

 このほかに、日本で大ヒット映画「ジュマンジ」(1995年)の20年後を描いた「ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル」、松坂桃李さんの主演映画「娼年」(三浦大輔監督)が6日に公開される。

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