渡辺いっけい:アニメ声優挑戦は「修業の場」 マルチーズ役で目玉おやじを意識

テレビアニメ「おしりたんてい」の試写会に登場した渡辺いっけいさん
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テレビアニメ「おしりたんてい」の試写会に登場した渡辺いっけいさん

 俳優の渡辺いっけいさんが12日、NHK放送センターで行われたテレビアニメ「おしりたんてい」(NHK・Eテレ)の試写会に登場した。子供に人気の絵本が原作のアニメで、犬のマルチーズ署長の声優を務め、ナレーションも担当する渡辺さんは「アニメの収録は初めてで、苦労しています。収録ではふがいなさを感じています。かなりテークを重ねたシーンもあり、修業の場になっています」と明かした。

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 渡辺さんは、演技について「マルチーズは小さいので、普通の声ではダメだと思った。『ゲゲゲの鬼太郎』の目玉おやじのイメージがあって、そこを意識しているのかもしれません」と話した。試写会には、おしりたんてい役の三瓶由布子さん、助手のブラウン役の齋藤彩夏さん、シリーズディレクターの芝田浩樹さん、NHKの土橋圭介チーフプロデューサーも登場した。

 「おしりたんてい」は、トロルさんの絵本が原作。どんな時も冷静沈着でIQ1104の頭脳を誇る名探偵・おしりたんていが、数々の難事件を「しつれい こかせていただきます」という決めぜりふと共に必殺技を繰り出し、解決する姿が描かれる。「ドラゴンボール」「プリキュア」シリーズなどの東映アニメーションが制作する。NHK・Eテレで5月3~5日午前9時に放送。

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