緊急取調室 (2025)
最終話 蒼い銃弾
12月18日(木)放送分
女優の波瑠さんが主演の連続ドラマ「未解決の女 警視庁文書捜査官」(テレビ朝日系、木曜午後9時)が19日、スタートする。波瑠さん演じる肉体派熱血刑事の矢代朋と、鈴木京香さん扮(ふん)する“文字フェチ”の頭脳派刑事・鳴海理沙の女性刑事バディーが、“文字”を糸口に難事件に挑むミステリーで、沢村一樹さん、工藤阿須加さん、高田純次さん、光石研さん、遠藤憲一さんらが脇を固めた。初回は中山美穂さんらをゲストに迎え、15分拡大で放送される。
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麻見和史さんの小説「警視庁文書捜査官」(角川文庫)が原作で、脚本は波瑠さんが主演したNHKの連続テレビ小説「あさが来た」の大森美香さんが担当。「倉庫番」と揶揄(やゆ)されている警視庁捜査1課「特命捜査対策室」第6係(文書解読係)を舞台に、強行犯係から異動した朋が、対人関係が苦手ながら文章から書き手の性格や思考を当てる特殊能力を持つ“文書解読のエキスパート”理沙と組み、おじさん捜査官や嫌な上司と対決しながら難事件を鮮やかに解決していく。
特命捜査対策室の室長でプライドの高い古賀清成を沢村さん、朋に心を寄せている同期の刑事・岡部守を工藤さん、朋と理沙にバディーを組ませた張本人の財津喜延を高田さん、朋の元上司・川奈部孝史を光石さん、理沙にひそかに思いを寄せる警部補・草加慎司を遠藤さんがそれぞれ演じる。
第1話は、中山さんのほか、風間俊介さん、渡辺いっけいさん、半海一晃さんがゲストで出演。無鉄砲な熱血捜査で負傷した朋は、復帰早々に窓際部署の文書解読係に異動を命じられ、無愛想な理沙らとともに、新部署で働き始める。そこへ強行犯係の刑事たちから連続変死事件の被害者である女性2人の遺書が持ち込まれる。理沙は犯人像と犯行動機を解析するが、強行犯係の刑事たちは懐疑的だった。
だが、その矢先、被害女性2人の部屋には、10年前の日付が記されたミステリー作家・嶋野泉水(中山さん)のサイン入り自著があったという新たな情報が入る。泉水は10年前に密室の自宅で腹部を刺されて死亡しており、密室トリックの解明はおろか、犯人の目星さえ付けられないまま、捜査は打ち切りになっていた。事情を聞いた朋はやる気満々で、強行犯係に10年前の事件の合同再捜査を提案する……。
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