小林綾子:「おしん」以来36年ぶり朝ドラ出演へ 広瀬すず主演「なつぞら」に

2019年度前期のNHKの連続テレビ小説「なつぞら」に出演が決まった小林綾子さん
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2019年度前期のNHKの連続テレビ小説「なつぞら」に出演が決まった小林綾子さん

 女優の小林綾子さんが、2019年度前期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「なつぞら」に出演することが26日、分かった。1983年度放送の「おしん」以来、36年ぶりの朝ドラで、ヒロインの友人で画家志望の山田天陽(吉沢亮さん)の母・タミを演じる。

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 小林さんは「朝ドラは『おしん』以来、約35年ぶり。あっという間に過ぎてしまって、月日がたつの早いなって。私の原点の朝ドラにまた参加させてもらってありがたいなって思います」と感慨深げに語っていた。

 「なつぞら」は、記念すべき100作目の朝ドラで、脚本家の大森寿美男さんのオリジナル作。広瀬さん演じるヒロインの奥原なつは1937年、東京生まれの設定。大空襲を生き延びるものの、両親を戦争で失う。兄・咲太郎(さいたろう)、妹・千遥(ちはる)と別れ、父の戦友だった柴田剛男(たけお)に一人引き取られ、北海道の十勝地方に移り住む。柴田家の家業である酪農を手伝う中、持ち前の明るさを取り戻し、北海道移民1世である剛男の父・泰樹(たいじゅ)から、開拓者精神とともに人生で大切なことを学んでいく。

 高校卒業後は上京して、当時、「漫画映画」と呼ばれ、草創期を迎えていたアニメ業界に飛び込む。画家志望の友人・山田天陽(てんよう)から、手ほどきを受けたデッサンの腕前を生かし、自然の中での生活で磨かれたみずみずしい感性を発揮していく……というストーリーが展開する。なお、タイトルが当初発表されていた「夏空-なつぞら-」から「なつぞら」に変更されている。2019年4~9月に放送、全156回を予定。

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