女優の桐谷美玲さんが26日、表参道ヒルズ(東京都渋谷区)で行われたアーティストの清川あさみさんの個展「『ADASTRIA 美女採集』by ASAMI KIYOKAWA」プレスレビューに、清川さんとともに登場した。作品にする美女を選ぶ基準を聞かれ、清川さんが「単純にただ容姿が美しいだけじゃなくて、心の中に何かを持っているような人に、私はとっても引かれる。美玲ちゃんもそうなんです」というと、桐谷さんは「(何かとは)“闇”だそうです……。清川さんは、ちょっと表に出ていない暗い部分まで読みとってくれるんです」と明かした。
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「美女採集」は、写真に糸やビーズで刺しゅうを施した美術作品を作る清川さんの代表作。女優やモデル、ミュージシャンなど、社会で活躍する「輝きを放つ女性」を写真撮影し、その人の内面や本質的な部分を、動植物が持つ習性に見立てて写真に刺しゅうを加え、動植物として“採集”するというシリーズで、今年で15周年を迎える。桐谷さんは、清川さんにベンガルに見立てられた。
清川さんは、桐谷さんについて「美玲ちゃんは、見た目が華やかで、細くて、美しい。でも、大胆さの裏側に繊細さを持っている。初めてお仕事した時から見えていた。そういうところがいとおしい」といい、「自分の美しい容姿と内面の繊細な部分がすごくいい具合に戦っている感じ。高貴な猫ちゃんのイメージだった」とベンガルに見立てたという。
桐谷さんは「私のSNSなどを見て、文章一つ一つの、書いていない内側の部分まで見られていた。『本当は、こういうことなんでしょ?』と、見透かされていました」と苦笑しつつ語った。自身がベンガルに見立てられたことは「よく見た目で猫に似ているといわれることが多いので、やっぱり猫かと思った。(理由を)詳しく聞いてみると、ベンガルの性格とか、特性とか(共通点があって)ドキッとしました。自分でも意識できていない素の部分って、そういうふうに見られているんだと新鮮な感じがしました」と驚いていた。同展は表参道ヒルズで27日~5月6日に開催。
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