注目映画紹介:「宇宙戦艦ヤマト2202」第5章「煉獄篇」 デスラー家が登場 派手な艦隊戦も

アニメ「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」の第5章「煉獄篇」の一場面(C)西崎義展/宇宙戦艦ヤマト2202製作委員会
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アニメ「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」の第5章「煉獄篇」の一場面(C)西崎義展/宇宙戦艦ヤマト2202製作委員会

 人気アニメ「宇宙戦艦ヤマト」の最新作「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」(羽原信義監督)の第5章「煉獄(れんごく)篇」で25日から新宿ピカデリー(東京都新宿区)ほかで上映される。人気キャラクターのアベルト・デスラーの過去が描かれ、デスラー家の面々が登場する。派手な艦隊戦も楽しめる。

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 「宇宙戦艦ヤマト2202」は、2012年公開の「宇宙戦艦ヤマト2199」の続編で、1978年に公開された「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」がモチーフ。小説「亡国のイージス」「機動戦士ガンダムUC」の福井晴敏さんがシリーズ構成と脚本を手掛け、「蒼穹のファフナー」の羽原さんが監督を務める。全7章。

 ヤマトの乗組員は、伝説の惑星テレザートに到着したが、そこでは、女神テレサだけではなく、かつての敵デスラーが姿を現す。ヤマトはガミラス旧体制派が集うデスラー艦隊と交戦する。一方、ガトランティスでは新たなサーベラーが目覚め、本格的な地球侵攻作戦を開始。文明、生命を掃滅しようとするガトランティスと、旗艦アンドロメダを中心とする波動砲艦隊が激突する。

 前半は、デスラーの過去が描かれる。衝撃的な過去だけでなく、豪華声優陣にも驚かされた。草尾毅さんが兄のマティウス・デスラー役、井上和彦さんがガミラス大公国を治めていたエーリク・ヴァム・デスラー役、池田昌子さんがマティウス、アベルトの母のアデルシア・デスラー役として出演する。羽原監督にインタビューした際、デスラー家で「スピンオフが見てみたい」と話していたが、この豪華声優陣でぜひ見てみたい!と思うファンも多いのではないだろうか。

 ほかにも、主題歌を歌うささきいさおさんがアンドロメダ級3番艦アポロノームの安田俊太郎艦長、、高垣彩陽さんが謎の戦艦の艦長の藤堂早紀、黒沢ともよさんが航海長の市瀬美奈をそれぞれ演じるなど第5章の新キャラクターの声優陣がとにかく豪華だ。後半は派手な艦隊戦が繰り広げられる。第5章はこれまで以上に情報量が多い。何度も見たくなった。(小西鉄兵/MANTAN)

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