注目映画紹介:「兄友」横浜流星演じる、イケメンなのに超奥手な主人公がキュート 福山潤にも注目

映画「兄友」の一場面 (C)「兄友」製作委員会
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映画「兄友」の一場面 (C)「兄友」製作委員会

 俳優の横浜流星さんが主演した映画「兄友」(中島良監督)が26日から新宿バルト9(東京都新宿区)ほかで公開される。少女マンガ誌「花とゆめ」(白泉社)で連載中の赤瓦もどむさんのマンガが原作。イケメンながら女性に超奥手な主人公が、恋愛に興味がないヒロインと出会うことで巻き起こる恋愛模様を描いている。人気声優の福山潤さんが9年ぶりに実写映画に出演したことでも話題だ。

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 高校生・西野壮太(横浜さん)はある日、友人の七瀬雪紘(古川毅さん)の自宅で雪紘の妹まい(松風理咲さん)と出会い、心引かれる。壮太は雪紘に思わず「妹さん……可愛いな」と伝える。部屋の壁が薄く、まいはその言葉を聞いてしまう。2人は気持ちを伝え合うが、壮太のいとこの加賀樹(松岡広大さん)も、まいを好きになってしまい……というストーリー。

 超奥手な男子高生と恋愛に興味がない女子高生によるラブストーリーは、相手の名前の呼び方やデートの場所に悩んだりと、付き合い始めにありがちなシチュエーションが数多く登場し、ピュア過ぎる2人の姿が何とも可愛らしい。うぶと純情という2人が、気持ちをうまく伝えられなかったりする場面では、無性にもどかしくも、共感しきり。壁ドンや顎(あご)クイなどは出てこないものの、恋愛初期の何とも言えないむずむずした雰囲気に胸キュンしてしまった。(遠藤政樹/フリーライター)

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