西郷どん:第20回「正助の黒い石」 正助、久光に接近も仲間と対立? 江戸では大老・井伊が!

NHKの大河ドラマ「西郷どん」第20回の一場面 (C)NHK
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NHKの大河ドラマ「西郷どん」第20回の一場面 (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さん主演のNHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」の第20回「正助の黒い石」が27日に放送される(NHK総合で午後8時ほか)。「菊池源吾」と名を変えた吉之助(鈴木さん)は、大島で平和に暮らし始める。そのころ薩摩では、正助(瑛太さん)が藩の権力を握った島津久光(青木崇高さん)に接近するも、精忠組の“過激派”と対立してしまう。そして江戸では、大老・井伊直弼(佐野史郎さん)が桜田門外で襲われ……。

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 島で生きていくことを決意した吉之助は、愛加那(二階堂ふみさん)と穏やかな時間を過ごす。一方、薩摩では幕府や藩政に対して藩士たちの不満が高まる中、島津斉興(鹿賀丈史さん)が亡くなり、久光が国父として藩の権力を握ることになる。薩摩を変えたい正助は、久光に急接近。少しずつ信頼を得ていく。

 しかし、有馬新七(増田修一朗さん)ら精忠組の過激派は、正助のやり方が気に入らず、対立を深めると、脱藩を口にする者が続出。そんなとき、井伊が桜田門外で水戸の脱藩浪士らに襲われ、命を落とす。

 「西郷どん」は、明治維新150年となる2018年放送の大河ドラマ57作目。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(吉之助)の愚直な姿にカリスマ藩主・島津斉彬が目を留める。斉彬の密命を担い、西郷は江戸へ京都へと奔走。勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒し、やがて明治維新を成し遂げていく……という内容。

 第19回「愛加那」では、吉之助が大島に来てから1年近くがたち、島娘のとぅま(愛加那)らの優しさに触れ、元来の姿を取り戻す。ある日、黒糖隠しの嫌疑で、吉之助の世話人の佐民(柄本明さん)ととぅまの兄・富堅(高橋努さん)が捕らえられてしまい、とぅまは激怒。島民たちと代官所に押しかけるが、そこに吉之助が現れる。とぅまは「薩摩の人間は信じない!」と言い放つが、吉之助は予期せぬ行動に出る……という展開だった。

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