女優の波瑠さん主演の連続ドラマ「未解決の女 警視庁文書捜査官」(テレビ朝日系、木曜午後9時)の最終回が7日、15分拡大で放送され、平均視聴率は13.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と5話の11.5%(同)から右肩上がりで有終の美を飾った。
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ドラマは、麻見和史さんの「警視庁文書捜査官」(角川文庫)が原作。“倉庫番”と陰口をたたかれている警視庁捜査1課「特命捜査対策室」第6係(文書解読係)を舞台に、正義感あふれる刑事、矢代朋(波瑠さん)が、“文書解読のエキスパート”の頭脳派刑事の鳴海理沙(鈴木京香さん)とコンビを組み、未解決事件に挑む。沢村一樹さん、工藤阿須加さん、高田純次さん、光石研さん、遠藤憲一さんらも出演した。
最終回は、会社員の百々瀬佐智(谷村美月さん)を誘拐し、その父・百々瀬博昭(石黒賢さん)から身代金を奪って逃げた秋田昇(岡田浩暉さん)が朋に向かって発砲。間もなく、朋を撃った銃と、4日前に死体で見つかった藤枝信也(長谷川朝晴さん)を撃った拳銃が同じものだと判明。しかし、その銃は、科捜研で15年前に登録されている晴海東署のものと同じで、事実ならば警察の威信に関わる問題になってしまう。「特命捜査対策室」の室長・古賀清成(沢村さん)は、部下に口外しないよう厳命したが、そんな古賀の前に再び元刑事局長の野々村慎太郎(岩城滉一さん)が現れる。
その後、秋田は潜伏先のホテルで、何者かに胸を刺されて死亡し、秋田の自宅からは、15年前の3億円強奪事件で3人組の犯人に盗まれた2000円札などが見付かる。朋は解放された佐智から話を聞きながら、絡み合う事件の真相を追い求める。そんな中、3億円強奪事件の捜査資料に目を通した理沙は、ある筆跡に違和感を覚える……という展開だった。
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