今週シネマ:15日公開の映画「空飛ぶタイヤ」「劇場版 ドルメンX」「ニンジャバットマン」…話題作が続々

映画「空飛ぶタイヤ」の一場面 (C)2018「空飛ぶタイヤ」製作委員会
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映画「空飛ぶタイヤ」の一場面 (C)2018「空飛ぶタイヤ」製作委員会

 今週公開される映画の注目作をピックアップする「今週シネマ」。15日に人気グループ「TOKIO」の長瀬智也さんの主演映画「空飛ぶタイヤ」(本木克英監督)、俳優の志尊淳さんの主演映画「劇場版 ドルメンX」(小室直子監督)、劇場版アニメ「ニンジャバットマン」(水崎淳平監督)が公開される。

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 「空飛ぶタイヤ」は、池井戸潤さんの同名ベストセラー小説(講談社/実業之日本社)が原作。トレーラーの脱輪事故で整備不良を疑われた運送会社の社長が、汚名をそそぐために奔走する姿を描く。

 トレーラー脱輪事故で整備不良を疑われた運送会社社長の赤松徳郎(長瀬さん)は、車両そのものの欠陥に気づき、製造元の大手自動車会社、ホープ自動車のカスタマー戦略課課長、沢田悠太(ディーン・フジオカさん)に再調査を要求する。一方、ホープ銀行本店営業本部の井崎一亮(高橋一生さん)は、グループ会社・ホープ自動車の経営計画に疑問を抱き、独自に調査を開始する……という展開。

 「劇場版 ドルメンX」は、2015~17年にマンガ誌「ヒバナ」(小学館)で連載された高木ユーナさんの同名マンガが原作。5人の宇宙人が地球侵略のためにアイドルグループを結成し、トップアイドルを目指す姿を描く。3月に日本テレビで放送された全4話の深夜ドラマに、15年後のエピソードを追加して構成されている。

 ある惑星から宇宙人の隊長(志尊さん)、イチイ(浅香航大さん)、ニイ(小越勇輝さん)、サイ(堀井新太さん)、ヨイ(玉城ティナさん)がやって来た。5人の使命は、緑と水が豊富な地球を汚さず、戦争もせず、地球人に気づかれることなく侵略すること。ある日、ヨイの誘いでアイドルグループのライブへ行き、熱狂ぶりを目の当たりにした隊長は、アイドルになって地球を侵略するというアイデアを思いつき……というストーリー。

 「ニンジャバットマン」は、米DCコミックスのヒーロー、バットマンが、ある装置によってゴッサムシティから戦国時代の日本にタイムスリップしてしまう。同じくタイムスリップしていたジョーカーによる歴史改変を阻止するため、ハイテク装備も富も失ったバットマンは、キャットウーマン、ロビンらの仲間と共に、第六天魔王となったジョーカーや戦国大名となっていたゴッサムシティの悪党たちと対決する……というストーリー。

 脚本はアニメ「天元突破グレンラガン」などの中島かずきさんが手がけ、「ポプテピピック」などの神風動画がアニメーションを製作。声優は、バットマンを担当した山寺宏一さんをはじめ、ジョーカー役の高木渉さん、キャットウーマン役の加隈亜衣さん、ハーレイ・クイン役の釘宮理恵さん、ゴリラ・グロッド役の子安武人さんら豪華な顔ぶれが集結した。

 このほかに、ジェームズ・ダシュナーさん原作の小説を映画化したサバイバルアクション「メイズ・ランナー」の第3作目「メイズ・ランナー 最期の迷宮」が、15日に公開される。

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