直木賞:島本理生さんの「ファーストラヴ」が受賞 2度目のノミネートで

「ファーストラヴ」で直木賞を受賞した島本理生さん (C)鈴木心
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「ファーストラヴ」で直木賞を受賞した島本理生さん (C)鈴木心

 第159回直木三十五賞(以下、直木賞)が18日発表され、島本理生さんの「ファーストラヴ」(文藝春秋)が受賞した。島本さんはこれまで芥川賞に4度ノミネートされており、直木賞は今回が2度めのノミネートだった。また、第159回芥川龍之介賞(以下、芥川賞)は高橋弘希さんの「送り火」(文學界5月号)が受賞した。

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 島本さんは1983年生まれ、東京都出身。都立新宿山吹高等学校に在学中の2001年に「シルエット」で、第44回群像新人文学賞の優秀作を受賞し、デビュー。06年立教大学文学部日本文学科中退。02年の「リトル・バイ・リトル」が第128回芥川賞候補、第25回野間文芸新人賞受賞。03年「生まれる森」が第130回芥川賞候補。05年刊「ナラタージュ」が第18回山本周五郎賞候補となった。

 

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