ハゲタカ:初回視聴率11.9%で2桁発進 綾野剛主演の企業買収劇

連続ドラマ「ハゲタカ」の出演者
1 / 1
連続ドラマ「ハゲタカ」の出演者

 俳優の綾野剛さん主演の連続ドラマ「ハゲタカ」(テレビ朝日系、木曜午後9時)の初回が19日に放送され、平均視聴率は11.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。

ウナギノボリ

 ドラマは、作家の真山仁さんの同名小説が原作。綾野さん演じる主人公で、投資ファンド会社の社長・鷲津政彦が、企業を食い荒らす“ハゲタカ”とバッシングを浴びながら、不良債権を抱えた大銀行や経営不振の名門企業へ買収劇を仕掛ける、痛快社会派エンターテインメント。原作のストーリーに、真山さんがドラマのために書き下ろした原案を基にしたオリジナルストーリーを加え、平成と共に生きた“ダークヒーロー”鷲津の20年間の軌跡を、1クールでスピーディーに描く。渡部篤郎さん、沢尻エリカさん、小林薫さんも出演している。

 初回は、1997年のバブル崩壊後の日本が舞台。日本の金融業界が末期的な危機に陥る中、大手都市銀行の一つ、三葉銀行は、回収困難な不良債権を投資会社に一括でまとめ売りする“バルクセール”を実施。日本初となるこの試みを担うことになった三葉銀行・資産流動化開発室の室長・芝野健夫(渡部さん)は、外資系投資ファンド「ホライズンジャパン・パートナーズ」の代表・鷲津政彦と対面する……という展開だった。

テレビ 最新記事