金曜ロードSHOW!:細田監督の「バケモノの子」を放送 孤独な少年とバケモノの不思議な交流描く

映画「バケモノの子」の一場面 (C)2015 THE BOY AND THE BEAST FILM PARTNERS
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映画「バケモノの子」の一場面 (C)2015 THE BOY AND THE BEAST FILM PARTNERS

 27日の「金曜ロードSHOW!」(日本テレビ系、金曜午後9時)は、細田守監督の劇場版アニメ「バケモノの子」(2015年)を放送する。先週放送の「時をかける少女」(06年)に続く「2週連続 細田守監督スペシャル」第2弾。孤独な少年とバケモノの不思議な交流を描く。

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 本作は東京・渋谷と、バケモノの暮らす異世界「渋天街」が舞台。ある日、家を飛び出した孤独な少年・蓮は、渋谷で出会ったバケモノの熊徹を追って、渋天街に迷い込んでしまう。そこでは、バケモノを束ねてきた宗師の引退が発表され、次の宗師が誰になるかが話題になっていた。熊徹は宗師候補の1人だったが、宗師になるには弟子がいることが条件だったため、蓮を九太と名付けて弟子にして、共に暮らすことに。

 当初は衝突を繰り返す2人だったが、いつしか親子のような関係になっていく。8年後、立派な青年に成長した九太は渋谷を訪れ、高校生の少女・楓と出会う。楓に会うため、渋谷に通う九太は次第に大学進学を考え始め、実の父と再会するが……というストーリー。

 声優は、熊徹を役所広司さん、九太の少年期を宮崎あおいさん、九太の青年期を染谷将太さん、楓を広瀬すずさんが務める。黒木華さん、大野百花さん、長塚圭史さん、麻生久美子さん、津川雅彦さん、リリー・フランキーさん、大泉洋さんら豪華俳優陣も参加した。

 次週8月3日の「金曜ロードSHOW!」は、米俳優のマット・デイモンさんが主演のSF映画「オデッセイ」(日本公開16年、リドリー・スコット監督)を放送する。

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