西郷どん:第28回「勝と龍馬」 吉之助、龍馬と運命の出会い? 勝は「幕府を見限れ」と…

NHKの大河ドラマ「西郷どん」第28回の一場面 (C)NHK
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NHKの大河ドラマ「西郷どん」第28回の一場面 (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さん主演のNHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」の第28回「勝と龍馬」が29日に放送される(NHK総合で午後8時ほか)。吉之助(鈴木さん)は、長州征伐の準備を進める一橋慶喜(松田翔太さん)の命を受け、軍艦奉行・勝安房守(海舟、遠藤憲一さん)に会いに行く。吉之助を出迎えたのは、土佐の脱藩浪士、坂本龍馬(小栗旬さん)。吉之助を部屋に招き入れた勝は、そこで驚きの一言を放つ……。

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 「禁門の変」で京の町は甚大な被害を受ける。戦いにこそ勝利したものの、御所に向けて発砲した長州藩に対して怒りが収まらない慶喜は、「長州を征伐せよ」との勅命で戦の準備を進める。

 慶喜から、海軍を出動させるよう勝を「説得しろ」と命じられた吉之助は、勝を訪ねる。そこには弟子の龍馬もいて、勝は吉之助に「もう幕府なんざ、見限るこった」と言い放つ。思い通りにことが運ばずいらだつ慶喜。長州征伐の幕府軍参謀を命じられた吉之助は、大きな決断を迫られる。

 「西郷どん」は、明治維新150年となる2018年放送の大河ドラマ57作目。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(吉之助)の愚直な姿にカリスマ藩主・島津斉彬が目を留める。斉彬の密命を帯び、西郷は江戸へ京都へと奔走。勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒し、やがて明治維新を成し遂げていく……という内容。

 第27回「禁門の変」は、吉之助の前に現れたボロボロの身なりをした男は、物乞いに変装した長州藩士・桂小五郎(玉山鉄二さん)だった。長州の過激派の暴走を食い止めるため、桂は吉之助に「力を貸してほしい」と頼む。吉之助は桂を信用し、慶喜と引き合わせる。そんな折、長州藩士が集結する池田屋を新選組が襲撃し、事態は急変。慶喜の出兵命令で苦渋の決断を迫られた吉之助は、出陣を決める……という展開だった。

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