今週シネマ:3、4日公開の映画 「ミッション:インポッシブル」最新作、劇場版「ヒロアカ」「仮面ライダービルド」…話題作が続々

映画「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」の一場面 (C) 2018 Paramount Pictures. All rights reserved.
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映画「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」の一場面 (C) 2018 Paramount Pictures. All rights reserved.

 今週公開される映画の注目作をピックアップする「今週シネマ」。3日には、米俳優トム・クルーズさん主演のアクション映画「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」(クリストファー・マッカリー監督)、劇場版アニメ「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ~2人の英雄(ヒーロー)」(長崎健司監督)が公開。4日は、特撮ドラマ「仮面ライダービルド」初の単独映画「劇場版 仮面ライダービルド Be The One(ビー・ザ・ワン)」(上堀内佳寿也監督)、スーパー戦隊シリーズの42作目の劇場版「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー en film」が同時上映で公開される。

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 「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」は、1996年公開の第1作「ミッション:インポッシブル」から続くシリーズ6作目。三つのプルトニウムが何者かに奪われ、このままでは複数の都市で同時核爆発の可能性が出てきた。IMFのエージェント、イーサン・ハント(クルーズさん)とチームのメンバー(サイモン・ペッグさん、ビング・レイムスさん)は、爆発を未然に防ぐべく、プルトニウムの奪還に動き出す。イーサンは、事件の手掛かりとなるホワイト・ウィドウ(バネッサ・カービーさん)なる謎の女性の元へ向かうが、彼女の信頼を得るために、収監されている悪のスパイ組織のボス、ソロモン・レーン(ショーン・ハリスさん)の脱走に手を貸すことになる……というストーリー。

 「僕のヒーローアカデミア」は、マンガ誌「週刊少年ジャンプ」(集英社)で堀越耕平さんが連載中の人気マンガが原作。人口の約8割が超常能力「個性」を持つ世界を舞台に、主人公・緑谷出久(通称デク)が最高のヒーローを目指す。劇場版では、昨年3~9月に放送されたテレビアニメ第2期の期末試験編後、放送中の第3期、林間合宿編までに起こった出来事が描かれる。

 雄英高校のメンバーたちが期末試験を終え、夏休みの林間合宿を控えていたころ、デクとオールマイトは、ある人物から海外に浮かぶ巨大人工都市「I・アイランド」に招待される。島で個性やヒーローアイテムの研究成果を展示した「I・エキスポ」が開催される中、デクは「無個性」の少女メリッサと出会う。突然、アイランドの警備システムがヴィランにハッキングされ、島内の全員が人質にとられてしまう……という展開。

 「仮面ライダービルド」は平成ライダーシリーズ19作目で、天才物理学者の桐生戦兎(犬飼貴丈さん)が、二つの成分を組み合わせて仮面ライダービルドに変身し、未確認生命体「スマッシュ」と戦う姿を描いている。今回の劇場版では三つの首都で繰り広げられた戦争が終わり、新体制が確立された世界に、新たな脅威が迫り、仮面ライダービルドが立ち向かう。

 「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」は、初めて二つのスーパー戦隊が登場し、快盗アルセーヌ・ルパンの残した宝物(ルパンコレクション)を巡って激突。犯罪者集団「ギャングラー」も交え、三つどもえの戦いが繰り広げられる。今回は初の劇場版で、ルパンレンジャーとパトレンジャーの前に謎の名探偵エルロック・ショルメ(田中直樹さん)が現れ、新たな戦いが描かれる。

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