この世界の片隅に:第5話視聴率は8.9% すず、水原と過ごす“最後の時間”… 

TBS系日曜劇場「この世界の片隅に」でヒロインを務める松本穂香さん(左)と夫役の松坂桃李さん
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TBS系日曜劇場「この世界の片隅に」でヒロインを務める松本穂香さん(左)と夫役の松坂桃李さん

 こうの史代さんのマンガが原作のTBS系の日曜劇場この世界の片隅に」(日曜午後9時)の第5話が12日に放送され、平均視聴率は8.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)だった。先週第4話の9.2%から0.3ポイントダウンし、番組ワースト記録となった。

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 第5話では、昭和19(1944)年12月のある日、すず(松本穂香さん)の元に突然やってきた幼なじみの水原(村上虹郎さん)は、北條家に一晩、泊まることになる。すずの夫の周作(松坂桃李さん)は、自分が知らないすずの過去を水原が話すのを聞き不機嫌になる。夕食後、居間には水原と周作の2人だけになり、水原は戦艦での様子や思いを吐露。それを聞いた周作は、水原に納屋で寝てくれと言い渡し、母屋から追い出すが、すずには2人で昔話をしてこいと優しさを見せる……という展開だった。

 「この世界の片隅に」は、マンガ誌「漫画アクション」(双葉社)で連載され、2009年に「文化庁メディア芸術祭」のマンガ部門優秀賞を受賞。戦時中、広島・呉に嫁いだ18歳のすずの生活が、戦争の激化によって崩れていく様子が描かれた。コミックスの累計発行部数は130万部を突破し、16年公開の片渕須直監督が手がけた劇場版アニメはロングヒットを記録した。

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