古川雄輝:実写ドラマ「天」で井川ひろゆき役 マージャン歴11年「楽しく撮影」

今秋に放送される連続ドラマ「天 天和通りの快男児」で井川ひろゆきを演じる古川雄輝さん(左)と原作の井川ひろゆき (C)「天」製作委員会 (C)福本伸行/竹書房
1 / 3
今秋に放送される連続ドラマ「天 天和通りの快男児」で井川ひろゆきを演じる古川雄輝さん(左)と原作の井川ひろゆき (C)「天」製作委員会 (C)福本伸行/竹書房

 俳優の古川雄輝さんが、「カイジ」シリーズなどで知られる福本伸行さんのマージャンマンガが原作の連続ドラマ「天 天和通りの快男児」に出演することが18日、分かった。古川さんは、“福本マンガ”には欠かすことができない人気キャラクターの井川ひろゆきを演じる。

ウナギノボリ

 「天 天和通りの快男児」は、福本さんが1989~2002年にマンガ誌「近代麻雀ゴールド」(竹書房)で連載したマンガ。「カイジ」シリーズ、「アカギ ~闇に降り立った天才~」「銀と金」よりも前に連載が始まった、福本ワールドの原点ともいえる作品。ドラマでは、俳優の岸谷五朗さんが主人公・天貴史(てん・たかし)、吉田栄作さんが伝説の天才雀士・赤木しげる(アカギ)を演じる。

 ドラマでは、マージャンの「理」に対して深い造詣を抱き、ジャン荘で素人相手に荒稼ぎをしていた井川ひろゆきとマージャンの請負業(=代打ち)を営む天貴史が、伝説の雀士・赤木しげるや関西屈指の現役最強の雀士・原田克美らと出会い、日本の裏マージャン界の頂点を決める戦いに挑んでいく姿を描く。

 古川さん演じるひろゆきは、最初は小遣い稼ぎ程度でマージャンをしていたが、天と出会い、真剣勝負の代打ちの世界を知り、より強い相手を求める雀士へと変貌していくキャラクター。

 マージャン歴11年という古川さんは、「大好きなマージャンが題材の作品にデビュー当時から出演したかったので、福本先生原作作品に出演できることになり、とても光栄です。自分が学生の頃、ジャン荘で読んでいたマンガのキャラクターを演じられることを大変うれしく思っています」と喜び、演じる役について、「ひろゆきはマージャンも自分と同じ打ち筋で、似ている部分もあるので演じやすいですが、このドラマは『心の声』が多く、そこに難しさを感じています。また、マージャンの打ち方の動作もひろゆきっぽくきれいに正確に打てるように意識しています。毎日好きなマージャンパイを触りながらの撮影なので、楽しく撮影させていただいています」と語っている。

 ドラマは、テレビ東京グループと動画配信サービス「Paravi(パラビ)」がタッグを組む連続ドラマ第1弾で、テレビ東京で今秋放送。BSジャパンでも放送予定。Paraviで配信もされる。

写真を見る全 3 枚

テレビ 最新記事