この世界の片隅に:第6話視聴率8.5% 1時間以上後倒し放送 ラストに衝撃…

TBS系日曜劇場「この世界の片隅に」でヒロインを務める松本穂香さん(左)と夫役の松坂桃李さん
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TBS系日曜劇場「この世界の片隅に」でヒロインを務める松本穂香さん(左)と夫役の松坂桃李さん

 こうの史代さんのマンガが原作のTBS系の日曜劇場この世界の片隅に」の第6話が19日に放送され、平均視聴率は8.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)だった。第6話はアジア大会中継の影響で、通常より1時間20分遅い午後10時20分から放送。番組ワーストを記録した先週第5話の8.9%からダウンした。

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 第6話は、昭和20年春。呉にも空襲がやってきて、戦争の影が日に日に濃くなっていく中、北條家では「こんな時だからこそ」と花見を企画。すず(松本穂香さん)は花見客でにぎわう公園でリン(二階堂ふみさん)と再会する。互いに言いたいことはあるのだが、すずとリンの会話はかみ合わず、一方ですずは、リンに全てを見透かされている気がする。花見からしばらくするとすずは、周作(松坂桃李さん)から教練のため3カ月ほど家に帰れないと告げられる……という内容で、ラストでは原作の衝撃的シーンも描かれた。

 「この世界の片隅に」は、マンガ誌「漫画アクション」(双葉社)で連載され、2009年に「文化庁メディア芸術祭」のマンガ部門優秀賞を受賞。戦時中、広島・呉に嫁いだ18歳のすずの生活が、戦争の激化によって崩れていく様子が描かれた。コミックスの累計発行部数は130万部を突破し、16年公開の片渕須直監督が手がけた劇場版アニメはロングヒットを記録した。

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